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翌朝
有明
カーテンを開けると日差しが強く、 日光が室内に入ってきた
9月なのにまだ夏のように感じる
部屋の時計が目に入った
有明
私は毎朝家族の朝ごはんを作っている
いつもならもうみんなにご飯を出している時間だ
やばい!と思い、すぐリビングへ行った
有明
有明
え?
なんでお母さんはもう荷物を整理しているの…?
目の前にはほぼまっさらになった部屋が 広がっていた
有明 母
有明
有明 母
有明 母
それを言ってお母さんは車へ荷物を 運びにいった
え?今日なの?
今日千秋と約束があるのに…!
どうしよう
慌ててうろうろしていると、外からお母さんの「はやく準備するんだよー」という声が聞こえてきた
有明
とりあえず私は準備を済ませることにした
準備を済ませた私は玄関に荷物を置いた
そこで気がついた
有明
急いでスマホを開こうとした
が
スマホがない…!
お母さんに聞いてみよう
有明
有明 母
有明
有明 母
え、それじゃ連絡出来ないじゃん、!
こうなったら家行くしか…って思ったけど
千秋は午前中用事があるんだった…
どうしようと悩む暇もなく気がついたら12時前になっていた
有明 母
有明
最悪だ
約束も守れず、別れを告げることも 出来ないなんて…
荷物を持って車へ向かう
隣の家、千秋の家が目に入った
せめて最後に、会いたかったな…
そう思い、悲しい気持ちで千秋の家を 眺めていた
すると
千秋の家に1台の車が帰ってきた