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姫華
しーん…
姫華
私の両親は共働き
しかも出張が多い
だから、ほぼ家にいない
別に寂しくなんかない
私の家系はみんな凄かった
医者だったり、大企業に務めたり
私もお兄ちゃんも頑張らなきゃって思った
(※姫華には2歳年上の兄がいます)
でも、その頃の私はバレーに夢中だったな
(高校1年生)
姫華
私はスパイカーだった
高校1年生までチームに入っていて、
私は
高校生最強
バレー選手だった
でも、私の人生を揺らがす出来事があった
姫華
一瞬、足がすっごく痛くなった
姫華
感じたことない痛みだから、コーチに言って親に迎えに来てもらった
でも、数日経っても変わらなかった
だから、病院に行った
医者
姫華
医者
姫華
医者
姫華
医者
姫華
医者
姫華
医者
医者
姫華
医者
絶望だった
大好きなスポーツができない
でも、ストレスの心当たりはあった
私の両親は仲が悪く、いつも喧嘩をしていた
怒鳴って、物を投げて、その場にいるだけで苦しかった
怖かった
だから私が支える
バレーが好きな人を支えたい
そう思ってマネージャーになった
だから、私は一生笑顔でいる
苦しい顔を見せない
泣き顔を見せない
みんなに元気を与えてこそマネージャーだから
どんなに苦しくても笑顔にする
どんなに体が限界でも笑顔でいる
私の守りごと
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