黃
黃
今僕は恋人に押し倒されている状態
今までもこういうことは度々あった
青
青
頭の上で拘束された僕の手を更に強く掴む君
痛みに思わず顔を歪めた
青
青
そう言いながら僕の腕に爪を食い込ませてくる
黃
腕から血がでていることがよく伝わる
涙で前がよく見えなかった
黃
黃
早く腕の痛みから逃れたくて、
いつもの君に戻ってほしくて、
言ってしまった
黃
暫く沈黙が続いた
青
青
ようやく君が口を開いたとき、
黃
僕は恐怖でいっぱいで、
青
青
君は声色を変えて詰め寄った
声が、
出なかった
青
どんどん強くなっていく腕の拘束
黃
自身を奮い立たせて出した声は
少し震えていた
青
青
失望したような君の顔を見て、
涙が止まらなくなった
いつもならお見通しの君の言動も
今回ばかりは読めなくて、
青
黃
青
掴んでいた僕の腕を離し、
自分で服を脱ぐよう促してくる
逃げれるチャンスなのかもと、
この状況の中で思ってしまった
君は多分僕につけるんであろう口枷や足枷、腕枷などを机から出していた
今逃げたら、君は僕をどうするんだろう
殺すのかな、それとももう外に出れなくする?
ここで逃げては駄目だと本能が警告していた
逃げないほうが、絶対安全
なんで僕はいつも意思と行動が噛み合わないのだろう
僕は君を後ろから押して、ドアへむかって走った
君は体勢を崩したけれど、すぐに立ち上がって僕を追いかけてきた
君が部屋から出ようとした時、勢いよくドアを閉めた
部屋の向こうからごつッと鈍い音がした
君がドアにぶつかったんだろう
でもそんなことを気にしている暇は無かった
黃
閉まったドアは君を5秒位停止させるだろう
その間に玄関から逃げる、
僕は知っていた
君が今日、玄関の鍵を閉め忘れているのを
黃
玄関のドアを開け、外へ走り出す
もう深夜で、辺りは真っ暗だった
黃
少し遠くにコンビニの袋を下げた赤が歩いていた
叫べば聞こえるかもしれない
僕は大きく息を吸い込んで叫んだ
はずだった
後ろから口を抑えられていた
もちろん君に
黃
やだ、折角…逃げられたのに…ッ、
赤が、行っちゃう…、
涙が溢れ出てきた
君は僕を軽々と持ち上げ、公園の方に連れて行った
茂みの影に乱暴に降ろされる
僕に覆いかぶさるように身動きを封じた
僕より身体は小さくても、力が強くて、
黃
黃
何を言っても聞いてくれず、
慣れた手付きで僕の服をぬがしていく君
黃
もう僕には抵抗する力も残っていなかった
何も喋らない君に恐怖を感じながら、
何もできずにされるがままになっていた
ごちゅんッ
黃
黃
いきなりいれて来た驚きと痛みで、 イッてしまった
パンパンパンパンパンパンパン
黃
ごりゅッごちゅッ
黃
公共の場でこんなことやるなんて
黃
ごちゅんッッッッッッ
黃
黃
声が抑えられなくて、
黃
何時間かして、夜も明けた頃、
黃
ようやく君のモノが抜かれた
青
疲れて声もでなかった
夜中、何度も飛んだけど
その度に激しくされて起こされての繰り返しだった
黃
黃
ここで僕は眠りについた
青
青
青
青
殺しちゃうから♡
コメント
4件
とうといです
ブクマ失礼します!