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1泊したけれど
そんなに長くホテルに居られるほど
お金も無いから
家に帰ることにした。
『綾乃!』
綾乃
彩那
彩那
彩那
綾乃
ヤバい。
捕まる。
嫌だ。
捕まりたくない。
なんで。
私は
何も
何も悪くない!!
彩那
こっちに来る……!
嫌だ。
嫌だ!!
綾乃
彩那
彩那
ーーー彩那サイドーーー
綾乃
彩那
私は
最近
綾乃から連絡が無かったことが
少し心配だった。
それに
昨日は
屋上でぼーっと立ってたから
何かあったのかなと思って
理由を聞きたくて
ここでずっと待ってたのに……
だから
勇気を出して言った。
彩那
綾乃
彩那
彩那
彩那
彩那
彩那
綾乃
綾乃
綾乃
綾乃
え?
私は
いつも
綾乃の傍に
居たよね……?
彩那
彩那
綾乃
綾乃
綾乃
綾乃
綾乃
彩那
綾乃
ザクッ
彩那
音がした方に
目を向けると
自分の胸から
血が溢れ出てきていた。
嘘、
でしょ。
もうどうだっていいや。
……私は
ずっと
虐待を
受けてきていた。
なんとか
成人した後も
年上の人が
怖くて。
会社の面接で
発狂して
出ていってしまった
そんなこともあった。
なんとか就職出来たけど、
そこは
ブラック企業だった。
辛かった。
苦しかった。
『死にたい』
そう思ったこともあった……
だから
別に……
いい……や……
彩那
彩那
彩那
バタッ
綾乃
綾乃