/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
数日後
爽真
（さてと……調査はこれくらいでいいかな…
爽真
あとは…まなみちゃんに接触して好感度を上げれば完璧だな）
まなみ
龍斗、私、ちょっとだけ出かけてくるね？
龍斗
？ どこに行くんだ？
まなみ
近くにあったコンビニ！
まなみ
タピオカ飲みたくなっちゃった
龍斗
買い物なら天野に行かせるぞ？
まなみ
いいのいいの！
まなみ
私が飲みたいだけだから
龍斗
…そっか
龍斗
いってらっしゃい
龍斗
気をつけてな！
まなみ
うん！ありがとう
まなみ
行ってきまーす♫
まなみ
（よし、タピオカ買えたし、
まなみ
龍斗が好きなアイスもあるし……ん？
まなみ
あの人…何か困ってる……？）
まなみ
あの…どうかされましたか？
爽真
すみません…ここ、初めてで…
爽真
コンビニで友人と待ち合わせているんですが
爽真
コンビニの場所がわからなくて……
まなみ
（うーん…この辺案内しにくいしなー…）
まなみ
もし、よろしければ
まなみ
私が一緒にコンビニまで行きますよ？
爽真
（よし！）
爽真
えっ本当ですか！？
まなみ
はい、もちろんです
爽真
じゃあ、お言葉に甘えて…お願いします！
まなみ
はい！
まなみ
ここですね
爽真
ありがとうございます
爽真
本当に助かりました
爽真
今度、お礼させてください
まなみ
いえいえ、お礼なんて結構ですよ
爽真
いえ！ダメです！
爽真
電話番号だけ教えていただけますか？
まなみ
じゃあ…
まなみ
080–○○○○–○○○○です
爽真
ありがとうございます
爽真
明日、ご連絡させていただくので
爽真
さようなら
まなみ
はい、さようなら
まなみ
ただいまー
龍斗
随分遅かったな
龍斗
大丈夫か？
まなみ
うん、ちょっとね
まなみ
道案内してたから
龍斗
まなみは優しいな
まなみ
普通だよ
爽真
今のところ、こんな感じです
お父さん
なるほどな
お母さん
まなみは今、龍斗君の別荘にいるわけね？
爽真
はい、そうです
お父さん
すぐにでも2人を引き離して爽真君と結婚してもらわないとな
爽真
ありがとうございます
爽真
今日はまなみさんが優しいお嬢さんで助かりました
爽真
すぐに案内してくれて、電話番号も教えてくれました
お母さん
そう。良かったわ
お母さん
これからの調査も、よろしくね？
爽真
はい！
翌日
まなみ
ん？電話…もしもし？
爽真
あ、まなみさん？
爽真
爽真です
まなみ
ああ！昨日の…
爽真
お礼、させていただきます
爽真
今、まなみさんが案内してくれたコンビニにいるので、
爽真
来ていただけますか？
まなみ
あ、はい
まなみ
わかりました
龍斗
どこ行くんだ？
まなみ
コンビニ！
龍斗
あ…ちょっ…！
龍斗
行っちゃったか……
爽真
まなみさん！
まなみ
爽真さん…すみません、遅くなって……
爽真
あ、いえいえ、こっちこそ
爽真
走ってきてくれたんですか？
まなみ
も、もちろんです……
爽真
優しいんですね
まなみ
そ、そんなこと、ないです…
爽真
あ、そんなことより、
爽真
昨日はありがとうございました
爽真
お礼に…これを…ってアレ！？
まなみ
どうしたんですか？
爽真
自分の別荘に忘れてきちゃいました…
爽真
すみません、僕、方向音痴で…付いてきてくれませんか？
まなみ
はい、良いですよ
爽真
本当にすみません！
爽真
着きました
まなみ
えっ……ここって……？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着