「壊すばかりじゃ、面白くないでしょ。 ....私は "残すもの"も選ぶから」 ーー血の嵐
東京。とある区の裏通り。 豪雨の夜。足元を濡らしながら歩く少女がいた。 その背丈は異様に高く、 真紅の髪が濡れて しなり、 オッドアイが無言のまま街を見つめていた その足が、ふと止まる
血の嵐
血の嵐
ダンボールの影、そこにいたのは小さな少年 ボロボロの服、震える手、たけど瞳だけは強かった
少年
少年
少年
虚勢だった。 だが、血の嵐はそれを否定しなかった
血の嵐
しゃがみ込み、目線を合わせる 少年は言う
少年
少年
少年
血の嵐
血の嵐
血の嵐
彼女は手を差し出した
血の嵐
血の嵐
血の嵐
血の嵐
その道すがら、 3人の不良が絡んできた
不良
不良
不良
不良
血の嵐は無言で不良たちを一蹴。 だが、少年は その後の光景を見て 口を開けていた
少年
少年
少年
血の嵐
血の嵐
血の嵐
血の嵐
その夜、少年は血の嵐の "隠れ家"な屋上で 毛布に包まれていた
少年
少年
少年
少年
血の嵐
血の嵐
血の嵐
少年
少年
少年
少年
少年
血の嵐は、星のない空を見上げながら笑った
血の嵐
血の嵐
血の嵐
血の嵐
教科書 備考欄 「 "血の嵐"には子供に対してだけは決して拳を振るわなかった。 時に家を与え、食を分け、無言のまま 希望を灯したという記録が残る」
明日から私 修学旅行に行くので、 一日に2話更新していたと思うので、 今日は、連続で合計8話をお届けしたいと思います! 連続と言っても、 いいねがある程度溜まったらにします! 目安は、360~400以上が欲しいです!
コメント
3件
続きを楽しみに待っています 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます
今から食材買う(家庭の事情により、両親不在)からちょっとまってて すぐにいいね500にするから