みそッタレ
みそッタレ
みそッタレ
みそッタレ
みそッタレ
みそッタレ
ある日
それは真っ白な霧がかかった日だった
太陽の光は届かず
ただ、ただ先の見えない道を歩いていた
nakamu
きんとき
こんな天気じゃ気分も浮かないわけだ
きんとき
nakamu
nakamu
きんとき
きんとき
nakamu
きんとき
nakamu
nakamu
きんとき
きんとき
nakamu
nakamu
nakamu
きんとき
nakamu
nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
nakamu
きんとき
nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
貴方の心臓はかなり弱ってます
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
nakamu
nakamu
きんとき
次の日
自分の足音が誰も居ない路地裏に響く
昨日、彼の言葉を聞いて
今動いてるこの足も
煩いぐらいの音が聞こえるこの耳も
現実を見ているこの目も
最後には全て消えていく
彼と過ごした日々も
いや、彼自身も
いつかは消え
そしてそれは跡形も無い
ただ、思い出として残るだけ幸せなのかな
nakamu
彼は先に着いていた
きんとき
nakamu
きんとき
あぁ、おはようも最後なのか
nakamu
きんとき
そう言って手を広げる
俺は無意識のうちに彼に抱きついていた
nakamu
きんとき
きんとき
彼の心臓の音が聞こえた
弱く、でも動いている
きんとき
nakamu
きんとき
そう言いながら笑う
安心しているようなそんな笑顔だ
…
そうだいっその事
彼が笑っている時に殺してあげよう
そう思い
俺は
弱っている
彼の
心臓に
とどめを刺す
きんとき
nakamu
ズシャッ
小さく音がなる
きんとき
nakamu
彼はよろつきながら
きんとき
と言った
その光を失った目で小さく笑うと
そのまま動かなくなってしまった
彼は最後まで笑った
俺は自殺志願者を殺した
俺は正しいことをした
俺は涙なんか流さなかった
正しい行いだから
俺は彼を睨むように見つめる
何故か
心臓が一際大きく鳴った気がした
nakamu
nakamu
おしまい。
コメント
5件
久しぶりのみそちゃんの作品だー!!⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン ( ^ω^)おっ? _( 」∠)_(死)
うぅぅぅぅ;; 私のこのうるさい心臓あげるから生きてあげてぇぇぇぇ((( え、好きです((実はタヒネタ好き