俺さ、、やっぱ何でもない

ﾄﾞｶｯ

ﾄﾞｶｯ

痛いな。

苦しいな。

楽になりたい。

学校は唯一の楽しみになった。

殴ってくる人はいないし、こんな俺にもみんなは優しく接してくれる。

スガさんもみんなも分からないところがあったら教えてくれる。

ここなら、やっていけそう。

なんて。

そんな事考えてた俺が馬鹿だった。

新しいマネージャーが入ってきた。

この時から俺は目をつけられていたらしい。

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ﾊﾞﾁﾝｯ

ほら。ここでも俺は嫌われる。

愛されてるなんて馬鹿みたい。

こんな俺の事をあいす人なんていないし、こんなの可笑しいよ。

ブス子の方が愛されてるのに俺はまた逃げるだけ。

疲れた。

昨日も散々殴られたし、体が重い。

ﾊﾞｼｬﾝｯ💧

水を掛けられ、コール。

学校なんて好きじゃない。

ここでも、居場所が無くなった。

この世界から。

この世から。

みんなの俺の記憶から。

消え去りたい。

ｶﾞｼｬﾝｯ

死ねる確率は10%。生きる確率は90%。

1度だけ自殺しようと思い調べた事だった。

自殺はそう簡単に死ねるものじゃ無かった。

神様が意地悪なんだ。

死ぬのはやめよう。

多分今じゃない。

死ぬのはもっと先だ。

嵌められてから1週間が経った。

イジメは悪化し、暴力もされるようになった。

でもそのくらい平気だった。

毎日味わってる事だから。