私の幼馴染みは芸能人

梨花ちゃんと年齢も近い。

それからしばらく並んでようやくグッズ売り場へ到着。

2人であたふたしながら何とか購入。

私はペンライトと一応翔のうちわ

あとは周りにつられてツアーバッグ(笑)

それから結構雰囲気のいいカフェでティータイム。

もう結構お話したかな

こんなに初対面の人とお話したのは初めてかも

あっという間に日は暮れてお開きに。

梨花ちゃんと別れて電車の中。

…………翔に連絡しておこう

メール

ﾋﾟｺﾝｯ♪

本当楽しみ

一緒に行く人も出来たしもう不安は全然無い(笑)

明日に備えて今日は早めに寝よう

当日

遂に今日は嵐のコンサート当日!!

だから、今日の仕事はいつも以上に頑張ろ！(笑)

で、早めに上がれるようにしよう

私はこの間買った参戦服という物を着て、ツアーバックにペンライトとうちわを詰めて、仕事用のバックも持って家を出た。

私は職場の最寄りの駅のロッカーにペンライトなどは置いておくことにした。だから大荷物。

てか、今日は大事な会議とかなくて良かった(笑)

もしあったらスーツ着ていかなきゃ行けないもん(笑)

けど今日は何も無いかは私服でOK

よし。仕事頑張ろう

それから仕事をいつも以上に集中してサクサクッと進めた。

その結果予定より30分以上早く上がることが出来た。

私は職場のトイレで少しメイクを整えて駅へ向かった。

時間余裕かも

そして私はまた大荷物。

この仕事用のバッグは会場最寄りの駅のロッカーに預けておく。

てか、この電車には私と同じバッグを持った人が沢山

皆これから会いに行くのかな

あ、あの人、赤いキーホルダーに櫻井って書かれてる。あの人は青いリボンにS.Oって刺繍されてる。あの人は黄色のスカートに……

それぞれ自分の担当の色とかを身に付けている。

私は赤いイヤリング

私は駅のロッカーに仕事用のバッグを預けて、今は会場に向かっております。

あ、梨花ちゃんに連絡しておこうかな

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

私が周りを見渡すと手を振ってる人が1人見えた。

私は電話を切って梨花ちゃん方へ走った。

それから2人で話しながら会場に到着。

すると複数の列が見えた。

私の席は結構真ん中らへんのフツーの所だった。

梨花ちゃんは私にチケットを見せてくれた。

ん？ん？ん？ん？

番号繋がってない？

二人とも無事席にもたどり着けて後は開演を待つのみ。

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

そう。私達は分からないなりにペンライトをなんか、繋げる的な？事をやった。

ファンサか……

梨花ちゃんは《ピースしてー！》みたいな事を書いてあるうちわを作って持ってきていた。

凄い……。流石すぎます

それから数分後。

会場はいきなり真っ暗になった。

それと共に会場内では歓声が上がった。

ﾄﾞｰｰﾝ!!!

～♪～♪～♪～♪～♪～♪～

音楽と共に嵐の歌声が会場に響いた。

これがコンサート…

カッコイイ………………

私はずっと翔から目が離せなくなった。

もう惚れそう……。いや、もう惚れてるけど(笑)

それから2人で全力で楽しんだ。

途中でメンバーの皆さんが私たち側に来てくれて、私に気付いたのか指をさしてくれたり、手を振ってくれたりした。

そのせいか私の周りのファンはもう鼻血吹きまくり(笑)(実際には吹いていない)

でも、私のお目当ての翔はなかなかこっちに来ない。

コンサートはもう終盤にかかりそう……

と、ここでなんと！

翔がこちらに向かってきているではないか！

うぉーーー翔がアイドルだｰｰ!!!

こんなカッコよかったっけ…

ついに私の前。

そして、ちょうど私の前がポジションだったらしく前で歌い始めた。

すると、翔は私に気がついて口パクで

《みーつけたっ》

って多分言ったと思う……

探してくれてたのかな……。それなら嬉しいな……

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。

コンサートは終わってしまったぁ〜

それからドームの前で余韻に浸りながらお話をしばらくしていた。

すると私の携帯が鳴った。

誰だろ

携帯を見ると〈翔〉と表示されていた。

……なんか緊張する……(笑)

さっきのアイドルな翔見たからかな(笑)

じゃあ、なんか、食べ物買って帰らなきゃ