テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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愛が重いよ、金満君。

第4話 - 金持ちのウインナーはウマイ。

2024年03月02日

#創作

#ほのぼの

#日常

#青春

#学園

鼻炎気味

校内放送

キーンコーンカーンコーン

善光　優斗

チャイムが鳴って、午前の授業が終わった。待ちに待ったお昼だ。

銭場　守

善光〜メシ〜。

金満　潤

うるさい銭ゲバ！！
優斗、今日の愛妻弁当は？

善光　優斗

「今日はね、じゃーん！サンドイッチ！！」

善光　優斗

パカっとランチボックスの蓋を開けて、僕は二人に渡した。

善光　優斗

開けるやいなや、すぐさま二人は手を伸ばして早速食べ始めた。

銭場　守

うんまっ！これわざわざ表面焼いたのか？手ぇこってるなぁ！

善光　優斗

「ホットサンドメーカーだよ。たまにはパンも良いかなって。」

金満　潤

良い…美味い。腕を上げたじゃないか、優斗。

善光　優斗

「そう言って貰えると嬉しいよ！」

銭場　守

サンドイッチのサクッと感と、あらびきウインナーの肉汁がもう最っ高。

金満　潤

あぁ、瞼を閉じて咀嚼すると、目に浮かぶ。

金満　潤

優斗と結婚した俺は、激しく熱い夜の後、よく寝坊するんだ。朝起きると隣にいない優斗に少し寂しさを感じつつも、優斗のいるキッチンに向かうんだ。そこには、朝食を作っている優斗がいて寝起きの俺の姿を見ると「おはよう、お寝坊さん。朝ごはん、出来てるよ。」そう言って優斗は…

善光　優斗

「銭場君ウインナー好きだよね。」

銭場　守

ウインナーが好きっつうか、善光が持ってくるやつがめちゃくちゃ美味いわ。何このパキッとした音。俺が今まで食ってたやつはブヨッだぞ。

善光　優斗

「ウインナーの皮が厚めだったんじゃない？」

金満　潤

俺のウインナーの皮はもうズル向けだ。早く優斗の中に挿れさせてくれ。

善光　優斗

「やだ。」

金満　潤

優斗のふわふわおケツに、俺の極太ウインナーをサンドするんだ。これが本当のサンドイチモツってな。

銭場　守

上手くねぇよ？上手く言った風に言ってるけど。

金満　潤

うるさいぞ銭ゲバぁ！！美味いに決まってるだろ、この俺のウインナーだぞ！！！

金満　潤

優斗はどっちのお口で食べるのかなー？上か？下か？

善光　優斗

「どっちもたまったもんじゃないんだけど。」

金満　潤

溜まった…？優斗〜溜まってるのか？

金満　潤

…俺が…抜いてやろうか。

善光　優斗

「何今の間。カッコつけたつもり？ちゃんと気持ち悪いからね。」

金満　潤

優斗の可愛らしいウインナーを、俺が優しく咥えてやるんだ。きっといやらしいスケベな汁が口いっぱいに溢れ出るんだろうな。

善光　優斗

「は？何可愛らしいウインナーって。僕のすっごいからね？めちゃくちゃデカいから。もうアメリカンサイズよ。」

銭場　守

ツッコむとこそこじゃねぇだろ。

銭場　守

金満も、何でもかんでも下ネタに繋げんなよ。今メシ食ってんだから。

金満　潤

あ"？下ネタだぁ…？
俺がいつそんな低俗な事言った。お前らと一緒にするな。

銭場　守

下ネタしか言ってねぇよテメェはよぉ。

善光　優斗

「ねぇ玉子サンド貰うよ。」

金満　潤

卵？産卵プレイか？

銭場　守

言ってんじゃねぇか、早速。

金満　潤

優斗の中に卵型のバイブを挿れてやるんだ。するとあまりの気持ち良さに驚いた優斗が、目をトロけさせながら俺に取ってくれと腰を振っていやらしくおねだりしてくる。仕方がないから俺は優斗の脚を開くと、愛液を垂らしているいやらしいそこに、優しく指を…

銭場　守

なぁもう本当に毎日毎日やめてくれよ。聞きたかねぇよ、そんな話。描写が細かいのが余計に気持ち悪さを増大させてるんだよ。

善光　優斗

「金満君って普段何考えて生きてるの？普段どういう生き方したらそうなるの？」

金満　潤

普段からずっと優斗の事しか考えてない。優斗の中に出すのを想像して、イク時は優斗から貰ったハンカチの中に出してる。

善光　優斗

「イキ方聞いてないよ？生き方だよ？」

金満　潤

なるほど…結婚後の性生活について…か？

善光　優斗

「ぢげぇよ"。」

銭場　守

何でもかんでも下ネタに繋げるのすげぇよ。ここまできたら。何でもかんでも陰謀論に繋げるくらいすげぇ。反ワクか？

金満　潤

確かになぁ…。
セックスレスは夫婦のすれ違いに繋がる。ちゃんと話し合っとくべきだ。

善光　優斗

「出来るの話し合い？押し付けじゃなくて？」

金満　潤

俺の希望は最低週21。
朝昼晩だ。休日はもっと増やそう。スキンシップは大事だからな。

銭場　守

死ぬだろ善光。

金満　潤

NTR以外は基本的にOKだ。優斗の特殊なプレイにも付き合おう。

善光　優斗

「付き合う？金満君が付き合わせるじゃなくて？」

金満　潤

ちなみに俺はゴムアレルギーだ。だから生でしかしない。

善光　優斗

「最低だよ。」

銭場　守

皮無しウインナーじゃん。

善光　優斗

「ちょっと面白いのやめてよ。」

金満　潤

黙れ包茎。

善光　優斗

「銭場君言われてるよ。」

銭場　守

「バッカ！善光宛だぜ？」

善光　優斗

「僕？僕ズル向けだよ？卒業してるしね。」

金満　潤

優斗〜、まーた嘘ついて〜。優斗の皮は俺がむきむきしてやるからな。これからは俺がキレイキレイしてやるから。

銭場　守

俺も数え切れないくらいヤッたけどなぁ。

善光　優斗

「だいたい何人くらい？」

銭場　守

んー、1,2,3,4…0人〜。

善光　優斗

「ふふっ、なーんでいないのに指で数えたの？」

銭場　守

ちょっと見栄張っちゃった…。

善光　優斗

「ふーん、エッチじゃん。僕たぶん銭場君なら抱けるかもしれない。今日ちょっと銭場君の家行っちゃおうかな。」

金満　潤

はぁぁぁぁぁあ？？？！！！！
優斗！！そんな奴よりも俺とエッチしよう。俺の方がそんな奴よりも百億兆万倍すごいんだからな！！

銭場　守

俺を抱く？抱かれるの間違いじゃなくて？

善光　優斗

「ふーん、生意気。嫌いじゃないけどね。」

金満　潤

やめろぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！！！！ぶっっっっっ殺すぞ！！！！！！！！

金満　潤

優斗、銭ゲバなんてやめとけ。金も権力も容姿も中身も残念なんだから。俺にしておけ。俺じゃないとダメだ！！俺は全てにおいてそいつよりも圧倒的に上回っている。絶っっっっっ対に後悔するぞ。俺と結婚した方が良い。優斗は俺と一緒にいなきゃダメなんだ。優斗も優斗の家族にとってもそれが一番幸せなんだ。俺以上に優斗の事愛している奴なんているか？いいや、いない。いたらそんな奴ぶち殺してやる。俺以外が優斗を好きになったらダメだ！同担拒否だ！！俺はこんなにも優斗の事を愛しているんだ！だから優斗も俺の事をもっと愛してくれないとダメだ！俺を選ばないとダメだ！！優斗と一緒なのは俺なの！！俺じゃなきゃ…なきゃ…うっう…ふぇーん。

銭場　守

早口すぎて何言ってんのかさっぱりだわ。まぁ普段もわからんけど。

善光　優斗

「泣いちゃった！！！」

銭場　守

ちい◯わか？

金満　潤

うう…ぐすん。ふぇーん。ゆうと、やだ。ゆうと。

善光　優斗

「金満君泣かないで。元気出して。金満君が泣いちゃったら、周りから僕が泣かしたみたいに見えて、好感度下がっちゃうから。ほら、笑顔笑顔。僕、金満君が笑った顔、好きだよ。」

銭場　守

お前それ本人の目の前で言うなよ。