千尋
もうリンさんに心配されるほど弱くないよ
リンさん
…まぁ何かあったら絶対こっちにこいよ
千尋
うん、もちろん
リンさん
さぁ寝るぞー、明日も早いからな
千尋
そうだね、リンさん
リンさん
(お前もよく変わったな)
3日後
リンさん
千ー!元気にしてろよぉー!
千尋
リンさんもねー!
千尋
今までありがとうございましたー!
リンさん
頑張れよぉー!
それからリンさんの船が見えなくなるまで手を振った
またそれから2年たったある日
蛙の番人
千、こっちへ来い。
千尋
はい!
千尋
どうしたんですか?
蛙の番人
湯婆婆様がお呼びだ。
蛙の番人
早く行った方がいい
千尋
あっ、はい!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
湯婆婆の部屋に着いた
湯婆婆
早く扉を開けな
千尋
はい、失礼します。
千尋
何かお呼びでしょうか?
湯婆婆
お前契約書を覚えてるか?
千尋
あまり思い出せません。
湯婆婆
そこでお前に相談がある
千尋
??
湯婆婆
お前ももう大きくなった。
ここでも正直、1番仕事が出来ていると思う。
ここでも正直、1番仕事が出来ていると思う。
湯婆婆
そこでだ、ハクの代わりをやらないか。
千尋
…お受け致します。
湯婆婆
なんだい?やけに素直だね
千尋
しかし、私にも条件があります。
湯婆婆
なんだね?
千尋
湯婆婆様が契約書の話をしたということは契約書の書き換えができるという事ですね?
湯婆婆
それがなんだい?
千尋
つまり今からでも契約を変えることができるのですね?
湯婆婆
いや、お前がするのは契約書の上書きだ
湯婆婆
だから1度決めた契約は破れない
千尋
もう1つ教えてください
千尋
この世界は契約以外だったら何でも出来るのですか?
湯婆婆
ああ、そうなる。
湯婆婆
でも、ハク、アイツだけはどれだけお願いされてもこの世界に戻せない
千尋
…なんで、なんでなんですか!
湯婆婆
落ち着いて聞きな
湯婆婆
ハクはな…