テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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Forbidden Love

第2話 - Forbidden Love　②

101

2021年09月13日

#ドラマ

#学園

#青春恋愛

#ちょいエロ

#一次創作

#テノコン2023夏

×××

俺は自宅に帰ると今日1日の出来事を思い返し自己嫌悪に陥っていた

皆川駿

はぁ・・・・

皆川駿

俺は何やってんだ・・・・

皆川駿

よりにもよって
生徒の見てる前で・・・

皆川駿

今思ったけど──

皆川駿

事態って更に
悪化してないか？

皆川駿

金森の条件を無視して
もしバラされていたら

皆川駿

たぶん懲戒免職だけで
済んだはずだよな

皆川駿

風俗に行く事は
犯罪じゃない訳だし

皆川駿

でも今は、そこに更に
未成年淫行がプラス・・

皆川駿

表沙汰になったら
ムショ行き確実じゃないか・・

皆川駿

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

皆川駿

何て事をしてんだ俺は

皆川駿

人生初の風俗で
こんな事になるなんて・・・

皆川駿

こんな風になるなら
行くんじゃなかったなぁ

皆川駿

今になって
後悔が押し寄せてくる・・・

皆川駿

・・・・・・

皆川駿

風呂も沸いたし

皆川駿

風呂入ろ

皆川駿

後のことは
それから考えよう

プルルルルルルル

皆川駿

ん？電話？

それは金森からの着信だった

皆川駿

あ！金森からだ！

皆川駿

なんだろうな？

皆川駿

はい！もしもし？

金森梓

あ！先生！起きてた？

皆川駿

あ、ああ
起きてるけど

皆川駿

金森はまだ
寝てないのか？

皆川駿

明日学校だろ？

皆川駿

早く寝ないと
遅刻するぞ？

金森梓

いや、まだ
22時前じゃん！

金森梓

大丈夫だよ！

皆川駿

ならいいけど

皆川駿

で？何の電話なんだ？

金森梓

いや大事な話があってね

皆川駿

大事な？なんだ？

金森梓

次の条件の話を
しようと思って♫

皆川駿

次の条件って？

金森梓

いやだなぁ
もう忘れたの？

金森梓

先生のアレを
黙っておく代わりに

金森梓

私が出す条件だよ！

金森梓

もう！忘れないでよね？

皆川駿

はぁ？

皆川駿

何言ってんだよ！

皆川駿

あれは終わっただろ？

金森梓

いや、勝手に
終わらせないでよ

金森梓

私は

金森梓

「もう条件は出さない」

金森梓

なんて一言も言ってないよ？

皆川駿

そりゃないだろ！

皆川駿

金森が黙ってくれるって
約束してくれたから
見せたんだぞ？

皆川駿

勘弁してくれって

金森梓

勘弁してほしいなら
私のお願いを聞いてよ！ね？

皆川駿

マジかよ・・・

金森梓

うん！マジだよ！

皆川駿

一応聞くけど

皆川駿

条件ってなんだ？

金森梓

やるって！約束するなら
教えてあげる！

皆川駿

それは・・・

金森梓

やる前に条件聞くのは
反則だよね！

皆川駿

う・・・・・・

金森梓

そうじゃないと
絶対教えないから！

皆川駿

（交渉がうまいヤツだなぁ）

皆川駿

（そんなこと言われたら
OKとしか言えないだろ）

皆川駿

わかった！やるよ！
約束するから教えてくれ！

金森梓

オッケ♫

皆川駿

・・・・・・

金森梓

今度はね

皆川駿

ゴクリ

金森梓

先生が自分の家で

金森梓

一人でシてるとこを
私に見せてよ！

皆川駿

は？一人でしてる？

金森梓

そ♫

皆川駿

いや、してるって
何をだよ！

皆川駿

そこを言ってくれないと

皆川駿

何をしたらいいのか・・

金森梓

女の子の口から
それを言わせる気？

金森梓

てか、今朝も私
おんなじ事言ったよね？

金森梓

先生ってば鈍感過ぎ！

金森梓

分かるでしょ？

皆川駿

一人で・・・？

皆川駿

！！！！！！！！

皆川駿

ま、まさか・・・

金森梓

あ、わかった？

皆川駿

バ、バカか！

皆川駿

そんなの
出来るわけないだろ！

皆川駿

何を言い出すんだよ！

金森梓

またバカって言った・・

皆川駿

あ、いや、だから

金森梓

だめなの？

皆川駿

ダメだろ！さすがに！

皆川駿

それだけは
勘弁してくれよ！

金森梓

勘弁しないっ！

皆川駿

せめて他の
条件にしてくれよ！

金森梓

なんで？

皆川駿

いや、なんでって

金森梓

男の人って

金森梓

女の子に見られながら
やるのって興奮
するんじゃないの？

皆川駿

それとこれとは

金森梓

先生からしたら
むしろご褒美じゃん

皆川駿

いや、だからさ

金森梓

私もお願い
聞いてもらえるし

金森梓

先生も興奮できるし

金森梓

ウィンウィンじゃん♫

皆川駿

だからそういう
問題じゃないんだって！

皆川駿

そもそもこれ
犯罪だからな？

皆川駿

頼むから
それ以外にしてくれよ

皆川駿

頼むから！

皆川駿

な？

金森梓

ふーん

金森梓

じゃあ変えて
あげようかな？

皆川駿

え？ほんとに？

金森梓

もう、しょうがないなぁ

皆川駿

ありがとう！金森！

金森梓

あんまり虐めると
先生が可哀想だからね♫

皆川駿

で？条件ってのは？

金森梓

私を先生の家にあげて？

皆川駿

え？家に？

皆川駿

俺の家に入りたい
って話か？

金森梓

うん！今から！

皆川駿

いや、もうすぐ22時だぞ？

金森梓

そこ？

金森梓

教師が生徒を家に
入れるのはマズいだろ！
とかじゃなくて

金森梓

時間帯の問題なの？www

金森梓

先生おもしろいね

皆川駿

あ、いや、そ、それも
も、もちろんだけどさ

金森梓

先生焦りすぎただよ

金森梓

かわいいなぁ！きゃはは！

皆川駿

・・・・・・

金森梓

ね？いいでしょ？

皆川駿

ダメだ！

皆川駿

というか俺の家の
場所知らないだろ！

金森梓

住所ってこと？

皆川駿

ああ！

皆川駿

当然！聞かれても
教えないぞ！

金森梓

いいよ！自分で行くから！

皆川駿

いやだから
知らないだろって

金森梓

先生のアパートってさぁ

皆川駿

？

金森梓

結構おしゃれな造りだね

金森梓

西洋風って感じかな？

皆川駿

どういう事だ？

金森梓

柄物のカーテン
使ってるんだね♫

金森梓

ちょっと意外

皆川駿

なんでカーテンまで？

金森梓

ここまで言って
まだ分からないの？

皆川駿

え？

金森梓

カーテン開けてみたら？

金森梓

そしたら分かるかもよ？

皆川駿

ま、まさか

俺は嫌な予感がし恐る恐るカーテンを開くと

そこには金森の姿があった

皆川駿

え・・・・

金森はオレの顔を確認すると笑顔で手を振ってきた

金森梓

やっほー先生♫

俺は慌ててカーテンを閉めた

金森梓

ちょっと！

金森梓

なんでカーテン閉めるの？

皆川駿

何で俺の家
知ってるんだよ

皆川駿

というか何で居るんだよ！

金森梓

え？気づいてなかったの？

金森梓

先生に送ってもらった後

金森梓

私、家に帰らずに

金森梓

先生の事、ずぅーっと
尾行してたんだよ？

皆川駿

まじかよ・・・

金森梓

ホントに気づいて
なかったんだ！

金森梓

私って尾行する
才能あるのかな？きゃはは！

皆川駿

悪いけど帰ってくれ！

皆川駿

頼むから！な？

金森梓

じゃあここで

金森梓

叫んじゃおうかな？

皆川駿

叫ぶって・・・

金森梓

私は先生に

金森梓

○○○○○を
見せつけられました！

金森梓

ってね♫

皆川駿

冗談じゃない！

皆川駿

マジでそれだけは・・

金森梓

なら条件を
のむしかないよね？

金森梓

どう？

金森梓

入れてくれる？

皆川駿

・・・・

皆川駿

（仕方ないか・・・）

皆川駿

（まぁ、無理矢理
襲うわけじゃないんだ）

皆川駿

（一回くらいなら
構わないか・・・）

皆川駿

わかったよ・・・

金森梓

じゃあ鍵開けて！

金森梓

203だよね？
待ってるから！

皆川駿

なんで分かるんだよ

金森梓

いや窓を見て
部屋の数を数えれば
フツーに分かるでしょ

皆川駿

あ、たしかに

金森梓

はやく！鍵開けて！

皆川駿

わかったよ

金森梓

わぁ！結構おしゃれな部屋！

金森梓

大人の部屋って感じだね♫

皆川駿

というかお母さんには
なんて言って来たんだ？

皆川駿

こんな遅い時間に
娘が外出って

皆川駿

さすがに心配
するんじゃないのか？

金森梓

ああ、大丈夫！お母さんは
深夜のスーパーで働いてるから

皆川駿

ああ、そういえば
家庭訪問の時に聞いたなぁ

金森梓

だから朝まで帰ってこないの！

金森梓

だから大丈夫♫

皆川駿

あ、そうか・・・

金森梓

あ！お母さんに
電話するのはナシね！

金森梓

もし、そうしたら

皆川駿

バラすって言うんだろ？

金森梓

その通り！

金森梓

わかってるね！先生！

皆川駿

で？これが条件なのか？

金森梓

えーっとね・・・・

金森梓

なんか作ってよ♫

皆川駿

は？

金森梓

先生の手料理が食べたいな♫

金森梓

私まだ
何も食べてないから

金森梓

お腹ペコペコなの

金森梓

ね？お願い！

皆川駿

ったく、わかったよ

金森梓

やった♫

皆川駿

米買うの忘れてて
パスタ麺しかないから

皆川駿

パスタでいいかな？

金森梓

先生の手料理が
食べられるなら

金森梓

なんでもいい♫

皆川駿

なんだよそれ

皆川駿

まぁ、待っててくれ！

金森梓

うん！わかった！

皆川駿

ったく

皆川駿

俺は何やってんだか

俺はパスタの麺を鍋で茹でながら自分が置かれている状況に頭を悩ませていた

皆川駿

はぁ・・・・

金森梓

ねぇ先生・・・

皆川駿

ああ、もうすぐ出来るからな

金森はいきなり俺の背中に抱きついてきた

皆川駿

！！！！！！！

皆川駿

ど、どうしたんだ？

皆川駿

きゅ、急に・・・

金森梓

先生、あのね・・・

皆川駿

な、なんだ？

金森梓

今日・・泊まっていい？

皆川駿

え！？

金森梓

私、家に帰りたくないの

皆川駿

いやダメだろ

皆川駿

家にあげてるだけで
そもそも問題なのに

皆川駿

そのうえ
泊めるって・・・

金森梓

あの家に帰りたくないのっ！

皆川駿

帰りたくない？

金森梓

うん

金森梓

1人じゃ寂しいの・・・・

金森梓

先生・・・・・

金森梓

お願い・・

皆川駿

・・・・・

皆川駿

まぁ、とりあえず
TVでも見ててくれよ

皆川駿

それからの事は
飯食って考えよう！

皆川駿

な？

金森梓

うん

金森梓

わかった

金森は俺の言葉に納得した様なしていない様などっちともわからない表情を浮かべ

うつむき気味で部屋に戻っていった

皆川駿

金森・・・

Forbidden Love

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