ガラッ
佐々波桜華
不死川さんの弟さん!
不死川玄弥
!?
佐々波桜華
え…そうですよね?
不死川玄弥
あ…ハイ、そうですけど
佐々波桜華
よかったあ…改めましてはじめまして。
佐々波桜華
お兄さんと仲良くさせてもらってる佐々波桜華と言います
不死川玄弥
えっ…兄ちゃんの恋人…?
佐々波桜華
いやいや!!違います!!!
佐々波桜華
ただ私が思い寄せてるだけ……あ
佐々波桜華
いやっその
佐々波桜華
聞かなかったことにしてくれますか…?/
不死川玄弥
はい……えっと佐々波さんはどうして俺に
佐々波桜華
あえっとそのお兄さんのことについて色々聞きたいんだけど……
不死川玄弥
え
佐々波桜華
駄目かな?
不死川玄弥
全然いいっすよ
佐々波桜華
本当ですか!?
不死川玄弥
でも最近というかここ数年は兄貴と関わりなくて。
不死川玄弥
幼少期の話になるんすけどいいっすか?
佐々波桜華
もちろん!!
佐々波桜華
改めて本当にお顔似てますね
不死川玄弥
そうっすか…?
不死川玄弥
まあ兄弟の中だったら1番似てるっぽいんですけど笑
佐々波桜華
似てますよ笑
佐々波桜華
差し支えなければ教えてほしいんですけど、数年関わりなくなったというのはどうしてなんですか?
不死川玄弥
あー……
不死川玄弥
少し過去の話になってしまうんですけどいいっすか?
佐々波桜華
はい!聞かせてください
その過去は決して明るいものではなかった
不死川兄弟が2人だけなのは、鬼に変えられた母親が他の兄弟を殺してしまったかららしい
身内が身内によって殺されてしまう。それほど苦しくて悲しくて辛いことはない
不死川玄弥
幼かった俺は言ってしまったんすよ兄貴に。
不死川玄弥
『なんで母ちゃんを殺したんだ。人殺し』と。
佐々波桜華
!
不死川玄弥
今考えれば絶対違ったのに。
不死川玄弥
兄貴は俺たちを守るために母親を殺した。鬼なった母親を。
どうりで不死川さんは過去を話したがらないわけだ。
不死川玄弥
そこから関係は変わっていったって感じっすね
佐々波桜華
そうだったんですね…
不死川玄弥
でもこれから弟妹たちは俺達が守っていこうって誓ったんです。
不死川玄弥
その時の兄貴もすごく頼もしかった
不死川玄弥
兄貴が鬼殺隊に入ったら一緒にいる時間は減ったし、柱となれば更に会える機会なんてない。
不死川玄弥
だから俺は鬼殺隊の柱にならなきゃいけなかった
不死川玄弥
けど俺には剣士に必要な呼吸が使えなかった
佐々波桜華
…!
不死川玄弥
こんなんじゃ兄貴に認められるかわからねえなって……
佐々波桜華
認めてくれますよ絶対
不死川玄弥
…
佐々波桜華
不死川さんああ見えて本当に人思いの方ですから!
不死川玄弥
…笑
不死川玄弥
好きなんすね兄貴のことが
佐々波桜華
へっ!!いや…好きというか……
佐々波桜華
でも素敵な人だなって思うだけで…
不死川玄弥
兄貴のことをそう思ってくれる人がいてくれてよかったっす
佐々波桜華
…!もちろんです!笑
不死川実弥
………/






