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不良くんに恋した私。

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不良くんに恋した私。

2 - 不良くんに恋した私。

♥

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2020年12月20日

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あともう少しで、スキー林間の泊まりでみんなで校外学習に行く。

しずく

席はどうなの?慣れた?

〇〇

う〜ん…まぁまぁかな

しずく

永瀬くんって怖いけど、まじかで見ると結構綺麗な顔してるんだよ?

〇〇

そうなの〜?……てか、どうやって見たの?

しずく

内緒〜笑

〇〇

え〜!

しずくとふざけ合いながら廊下を走っていると……

ドンッ…………

〇〇

痛っ………

…………ってぇな

しずく

あ!……〇〇………

〇〇

!?

〇〇

ご…ごごごごごめんなさい!!!!

私は震えが止まらなかった。

その瞬間、永瀬くんの手が上がった。

〇〇

(ヤバっ………殴られる……)

グイッ……

〇〇

え…………?

永瀬くんが私の顔を両手で上げた。

お前な!どこ見て歩いてんだよ。ちゃんと目あるんか?

〇〇

本当にごめんなさい………

チッ………どいつもこいつも………

〇〇

カタカタカタカタカタ…………

しずく

だ…大丈夫?

〇〇

寿命が縮んだよ………

しずく

今のはちょっと怖かったね………

〇〇

うん………でも、私の顔を持った時の手は優しく包み込むように持ってくれたよ?

しずく

へぇ〜……

〇〇

てか、永瀬くんの顔超綺麗だったんだけど笑

しずく

でしょ!ほら〜見れた笑

〇〇

ほんとだね笑

帰り道

〇〇

(ハァ〜…今日はいろいろと怖かったな…)

〇〇

(もちろん、永瀬くんのこともあったけど…)

〇〇

(でも、あの時本当に大切な物を扱うかのようにして持ってくれた……本当は優しいのかな?)

そんな考え事をしていたら……

〇〇

(あれ?あれって……永瀬くん?)

不良達

おい!邪魔すんじゃねぇぞこら!

〇〇

(え…!?何あの人たち)

よく見ると、顔を殴られてほっぺたに痣が出来ている男の子を、永瀬くんは庇っていた。

不良達

今からそのガキから金を貰うとこなんだよ だからどけ!

フッ……そんな大人数で1人の男から金もらうとか……しょうもね

不良達

なんだとこらぁ!!てめぇ 殴られてぇのか?

殴れるもんなら殴ってみろよ

不良達

なんだ?えらい強気だな……

不良達は指の関節をポキポキ鳴らしながら 永瀬くんに近づいていく。

不良達

あんまり大人を舐めちゃダメだよ?

不良の達の1人が拳を上にあげた。

その瞬間、永瀬くんは物凄いスピードで交わしお腹目掛けて殴った。

不良達

うぐっ………

ドサッ………

男の子

ヒィ…………

お前は向こうに走って逃げろ!

男の子

あ……はい。ありがとうございます。

男の子は永瀬くんに言われた通りに走っていった。

不良達

お前何すんだよ!?あぁ?マジでぶっ殺すからな。

男の子に気を取られてたせいか、1発ほっぺたを殴られた。

ゲホッ………

〇〇

あ…………

不良達

うわ!当たったぜ!ラッキー

チッ………

その瞬間、永瀬くんの目付きが変わった。

マジで調子乗ってんじゃねぇぞ?

またすごく早いスピードで不良達を倒していく。

不良達

く………くそ!覚えとけよ。

不良達は、ビビりながら逃げていった。

プッ…………(血を吐いた)

〇〇

あ………あの………

!!

〇〇

だ………大丈夫?

………なんでお前がいるんだよ。

〇〇

いや…その……たまたま通りかかって…

……あっそ

永瀬くんはカバンを持って帰ろうとした。

〇〇

あ!待って

ハァ……なんだよ…

〇〇

永瀬くんって本当は優しいんだね?

はぁ?

〇〇

いや…その……男の子守ってたし…

あ〜もう……マジで面倒くさっ……(ボソッ

〇〇

え………?

お前それ人前でペラペラ喋るんじゃねぇぞ?分かってる?

〇〇

え……あ、はい。

それ喋ったら、マジでぶっ殺すからな。

〇〇

Σ(゚Д゚ノ)ノ

分かったなら、とっとと消えろ。

〇〇

あ……あ…待ってってば!

…今度はなんだよ。

〇〇

その…ほっぺた手当しようか?

いいって……こんなの慣れてるし

〇〇

あ……なんかごめんね。

なんでこんなに怖い俺に話しかけてくるんだ?

〇〇

そりゃ、永瀬くんがいい人だって分かってるからだよ!

ふ〜ん……よくわかんねぇけど…じゃあな

〇〇

あ、うん!

初めて永瀬くんと話せた!

しかも……しかも………

じゃあな だって!!!

嬉しい〜!

続く

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