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__小さなリップ音が鳴る。
目を見開き、オレンジ色の彼を見つめる
『愛なんて、知らなかった』
俺は昔からそういう子だった
”親に”愛されなかったるぅとくん。
、、、それ以上に俺が愛してあげた。
”友達に”愛されなかった莉犬くん。
、、、それ以上に俺が愛してあげた。
__そしたら、本当の愛を見つけることができるかもしれないから
それなのに、俺は分からなかった。
愛が、恋が、人が。
、、、あぁ、俺は非道な人間だ。
いつもそう思ってきた。
俺は彼らより愛されてきたじゃないか
『僕今日からロボットになるね』
『俺に同情してんだろ!?』
__だからね。
その分彼らに愛を渡すんだ。皆が俺にくれた愛を、報われない子に渡してあげる
『いや、振るとかじゃないんだけど、、、俺ジェル君の事友達としてしか見てなかったから、今恋愛対象として見るのは難しいんだよね』
何を言ってた?俺
俺は人に偽物の愛を渡すために今まで生きてきた。
誰かを好きになるなんてあるわけないのに
『なーくん!今は今のままでかまへんよ!なーくんに好かれるように俺頑張るな!』
純真な心で君はそういったんだろうけど。
目の前にあった顔が少しずつ離れていく
橙樹
紫央
橙樹
そう笑う彼の笑顔に苦しくなった
、、、俺の事純粋な人間、とでも思ってるんでしょ?
心は真っ黒だから。
そんなこと知ったら君だって離れてくよ?
、、、俺は、、、
お久しぶりです! なかなか投稿できなくてすみません! これからもよろしくお願いします。