コメント
6件
レッド達が助かった!ありがとうございますステラさん! やっぱりステラさん天才です✨尊敬します✨ レッドも仲直りしてほしいな!頑張れレッド&ルカ!(^^)
シグレ!ナイスだ!! やっぱりルカとシグレ仲いいんだよ!めっちゃ友情を感じた✨️
一時はどうなるかと思ったけど……シグレのおかげで助かったぁ……ありがとう、シグレ…… アマラさんはどこに向かってるのかな?やっぱりあのフェデラーの所?一人で殴り込みに行くつもりなのか???本当にずっと何者か分からないな…… あと最後のあの描写……ついにルカとシグレの仲直りの兆しか……!? 毎回素晴らしいです!(語彙力欲しい) 続き楽しみにしてます!
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
レッドは辺りを見回す
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ヂリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
その瞬間、辺りに警報ベルの音が鳴り響く
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
中級兵
中級兵
廊下の奥からはドタドタと忙しない足音が響く
ミスターレッド
ルカ
レッドは奥へと続く道に目を向ける
廊下は二手に分かれており、足音が聞こえてくるのは左側の通路だった
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
その言葉を交わした瞬間、2人は先の廊下へと走り出す
廊下の突き当たりまで走り抜け、右折する
中級兵
中級兵達は先程レッド達が居た場所へと走る
中級兵2
中級兵
中級兵2
中級兵
中級兵
中級兵達は先程レッド達が走った方向へと向かう
ミスターレッド
レッド達は行き着くがままに通路を進み続ける
一体何処を走っているのか分からない
だが今は走るしかないのだ
無我夢中で走り続ける
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカは再び前に向き直り、通路を走り抜ける
曲がりくねった通路を走り抜ける
後方からは中級兵の足音が響いている
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ルカ
ルカは通路の前方にあるロッカーを指差す
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
レッドは走る速度を上げる
ロッカー目掛けて一直線に
それに追いつく様にルカもスピードを上げる
ロッカーは目前だ
恐らく、中級兵とはそれなりに距離が開いている
恐らく一瞬の間に入ればバレる事はないだろう
レッドはロッカー目掛けて手を伸ばす
一瞬の間に入り込み、隠れる
ルカも同じ様にロッカーに入り込む
恐らく上手く入れた様だ
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドの心臓は鼓動を早める
体は激しい運動により熱くなっているが、緊張で心臓が冷えていく様に感じる
ロッカーは恐らく50個程連なっていた
その中からピンポイントで中級兵がレッド達のロッカーを開かないかが問題だ
ミスターレッド
レッドは思い切り吸いたい息を抑える
何となく、呼吸の音が外に漏れ出てしまいそうに感じたからだ
足音が段々と大きく聞こえ始める
緊張が走る
中級兵
中級兵がロッカーの近くで足を止める
中級兵
ミスターレッド
レッドは内心焦りつつ、中級兵に苛立ちを覚える
中級兵2
ミスターレッド
ミスターレッド
中級兵
中級兵
中級兵2
中級兵は1つのロッカーをダンッと叩く
それは3つ程横のロッカーだった
中級兵
中級兵2
そう言って中級兵の男は1つのロッカーを開いた
中級兵
中級兵達は顔を見合わせる
中級兵2
中級兵2
中級兵
そう言って中級兵は一番端のロッカーから開き始める
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ロッカーを開く音が近づいて来る
レッドのロッカーが開かれるのも時間の問題だ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
廊下には警報ベルが鳴り響き続けている
耳が痛い
焦りで脳が働かない
ミスターレッド
ヂリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
ヂリリリリリリリリリリリリリリリリリ
ヂリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
ロッカーを開く音がすぐ横まで差し迫った
その瞬間、俺は終わりを悟った
中級兵は銃を常に構えている
開かれた瞬間、きっと銃殺だ
目を固く瞑り、歯を食いしばった
シグレ
シグレ
ミスターレッド
突如として警報ベルの音がピタリと止まる
中級兵
中級兵はロッカーを開くのを止める
シグレ
シグレ
先程警報が発せられていたスピーカーからはシグレの声が響いている
中級兵
中級兵
中級兵は銃を持つ手を下ろした
中級兵2
中級兵2
そう言って中級兵2人は廊下の先へと去って行った
動けなかった
あまりに一瞬の出来事だった
中級兵の姿が見えなくなった時、俺は安堵で息を漏らした
ミスターレッド
ガチャリ
レッドはロッカーの扉を開き、外を確認する
先程までの警報や中級兵の足音は一切無く、静寂に包まれていた
ミスターレッド
ルカ
ルカがバンッとロッカーの扉を開ける
ルカ
ルカも緊張で息を止めていたのか、思い切り息を吸い込んでいる
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカは目を見開き、息を呑む
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカは強く頷く
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
そう言ってレッドとルカは再び走り出した
ただただ、黙々と階段を登り続ける
アマラ
例のアイツが居るのはこの先だ
止まられるのは、自分しか居ないのだ
いや、止めなければいけないのは自分しか居ないのだ
無言でひたすらに登り続ける
彼の所為で犠牲となった人々に思いを馳せて
相変わらず広間は多くの中級兵が行き交っている
ミスターレッド
先程の廊下を進み、階段を登るとレッド達は無事に広間へ戻る事ができた
だが、広間には多くの人がいる
レッド達の顔を既に覚えている中級兵が居たら堪ったもんじゃないだろう
ルカ
レッド達は今、広間の柱の裏に身を寄せている
そこから動く事ができないのだ
ミスターレッド
ルカ
少し重圧な服を着た中級兵
中級兵
突如として斜め前の方から会話が聞こえてくる
ミスターレッド
ミスターレッド
少し重圧な服を着た中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
中級兵
中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
そう言って偉そうな中級兵は弱々しい中級兵に掃除用具を押し付けた
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
そう言ってレッドは偉そうな中級兵に目を向ける
偉そうな中級兵は何処かへと歩き出している
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
レッドとルカは怪しまれぬ様自然体を装いながらも、前方を歩く中級兵の後ろについた
中級兵はズンズンと廊下を進んでいる
ミスターレッド
ミスターレッド
今の所、警備の厚い区域………の様な雰囲気は一切無い
ルカ
ミスターレッド
前方の中級兵にバレぬ様、慎重に進む
少し重圧な服を着た中級兵
前方の男は呑気に鼻歌を歌っている
ミスターレッド
ミスターレッド
少し重圧な服を着た中級兵
前方の中級兵は独り言をぶつぶつと呟き始める
少し重圧な服を着た中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
その瞬間、俺は眼前の中級兵に向かって思い切り振り被さっていた
少し重圧な服を着た中級兵
気づいた時には俺は、目の前の中級兵に思い切りビンタをしていた
中級兵は蹲っている
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
少し重圧な服を着た中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
ミスターレッド
ミスターレッド
少し重圧な服を着た中級兵
ミスターレッド
少し重圧な服を着た中級兵
ミスターレッド
ミスターレッド
そう言ってレッドはお構い無しに進み始めた
ルカ
少し重圧な服を着た中級兵
少し重圧な服を着た中級兵
ミスターレッド
レッドは壁に寄りかかりながら舌を鳴らす
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカは再び力強く立ち上がる
ルカ
ミスターレッド
そう言って2人は再び廊下の先に向き直った
ミスターレッド
廊下の先に人影が見える
ミスターレッド
ミスターレッド
距離があるので鮮明には見えないが、誰かがコソコソと動いているのが見える
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
そう言って2人は廊下の先を見据え、人影の方へと向かった
足が竦む
動けない
でも、動かなければならない
震える足をどうにか動かし、牢の方へと目指す
シグレ
逃げてしまいたい
逃げ出してしまいたい
でも、ルカがあんな目に遭ったのは自分の所為だ
また、自分の所為で彼を傷つけてしまった
今度こそ、謝らなければいけない
でも……………
怖くて仕方がない
きっと俺は彼に嫌われた
今でもあの日の出来事を思い出す
謝りたいという気持ち、逃げ出してしまいたいたいという恐怖
2つが交差する
俺は、動けなくなった
その時、自身の後ろの方に人影が見える
距離があってあまり見えないが、確実に此方へ近づいてきている
2つの人影だ