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更新まことにありがとう(?)み、見るの遅れてしまった……史上最高の感動回………! ルカとシグレ、レッドとブルーはどこか共通してる雰囲気が漂ってて良きだな〜 すれ違いが解決して良かった!あとは、島からの脱出とレッドとブルーの仲直り… あれ、終わりも近づいてきた感じ!?これからの展開が楽しみ!
めっちゃ感動した… 2人が仲直りできて良かったです! 師匠の表現が上手くて2人の気持ちとかその場がどうなっているのかとか全て理解できました! ( ;∀;)イヤホント仲直りできて良かった!
ピョエ……泣けてきた…… お前ら仲良しぢゃん‼️‼️‼️‼️‼️
前方の人影に気づかれぬよう、歩み寄る
出来るだけ足音を立てぬよう
人影はまだ鮮明には見えない
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
影に歩み寄る
段々と鮮明に影の姿が見え始める
中級兵だ
ミスターレッド
ミスターレッド
影に近寄る
その時
影が此方を見た
ミスターレッド
影と目が合うような感覚がした
目の前の人物と目が通じ合う
前方の影は足を止めた
咄嗟にレッド達も足を止める
沈黙が走る
ミスターレッド
ミスターレッド
思い切って前方の人物に向かって尋ねる
前方の人物は一瞬、ビクりとする様な仕草を見せる
ミスターレッド
再び沈黙が走る
双方共に息を呑む
ルカ
ルカ
ルカも前方の人物に向かって声を発する
その瞬間
前方の人物は廊下の奥へと走り出した
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ミスターレッド
ルカ
前方の人物は明らかに2人から逃げ出すように走って行った
恐らく、都合の悪い事でもあったのだろう
2人は前方の影の走り出した方へと駆け出した
曲がりくねった廊下を駆け抜ける
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
幸い、目の前の人物は徐々に走りスピードが落ち始めている
このまま進めばきっと、余裕で追い付くことができるだろう
だがそれと同時に此方の体力パーセンテージもダウンしているのも事実
相手が朽ちるのが先か、此方が朽ちるのが先か
今はもう、体力など気にしている場合では無い
脱出のヒントを掴む為ならば、なんだってする
何処まで走ったか分からない
終わりが見えない様に感じた
だが、今
長い廊下の前方に、壁が見える
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは思わず勝利の笑みが溢れる
その時
ルカ
ルカが小さく声を漏らす
ルカは立ち止まった
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドはルカの異変を感じ取り、すぐさま手を引く
ミスターレッド
レッドはルカの手を引く
だがルカは動こうとしない
ルカ
ミスターレッド
ルカ
ルカは震えた手で前方の影を指差す
ルカ
ミスターレッド
レッドは思わず逃げている人物の影に目を向ける
靡く黒い髪
その中に混じった紅色の毛
目を凝らしてみるとその色を確認する事ができた
ルカ
ルカはレッドの手を振り払い、走り出す
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドも地面を蹴り、ルカの元へと駆け出す
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
彼の名を叫ぶ
目の前の人物は一瞬、此方を振り返りかけた
だが、未だに逃げ続けている
ルカ
ルカ
廊下の終わり、行き止まりは迫っている
もう逃げても無駄だ
目の前の人影が行き止まりにたどり着く
ルカは人影から数メートル置いた場所で立ち止まる
目の前の人物は行き止まりに前に立ち尽くし、俯いている
ミスターレッド
レッドもルカの元へと辿り着く
ルカの立つ位置から少し距離を置いた場所にレッドも立ち止まる
ルカ
ルカは言葉を詰まらせている
レッドはその様子を黙って見守る
ルカ
ルカは震えた声を必死に振り絞る
ルカ
シグレ
シグレは相変わらず此方に顔を向けようともしない
ルカ
ルカは唇を噛み締める
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレの声からは一切の感情も感じ取る事ができない
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレは腰に掛けた銃に手を掛ける
ルカ
ルカ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカはシグレの方向へと一歩踏み出す
シグレ
シグレは此方に銃を向けた
ルカ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカはシグレとは反対側へと走り出した
その腕をレッドが引き戻す
ルカ
ルカは小さく呟いた
ミスターレッド
レッドは尋ねる
ルカ
ルカは面と向かってシグレに突き放され、もう限界の様だった
シグレ
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
シグレ
シグレ
ミスターレッド
シグレ
シグレの声が少し震えた様に聞こえた
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
シグレ
ミスターレッド
シグレ
シグレは明らかに動揺している
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドはルカの背中をポンと押す
ミスターレッド
シグレ
シグレはゆっくりと、震えた手を下ろす
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは数歩、2人の間から退く
再び沈黙が走る
ルカ
ルカが口を開く
ルカ
ルカ
ルカ
ルカがシグレに向かって叫ぶ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカは拳を握りながら必死に言葉を叫ぶ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
シグレがルカの言葉を遮る
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレは床にへたり込んだ
ルカは黙って見つめている
ミスターレッド
レッドも2人の事を黙って見つめている
ルカはシグレの元へと足を踏み出す
ルカはシグレの元へとしゃがみ込む
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカはキッパリと答えた
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカは少し微笑んだ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
ルカ
ルカ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレはルカに向かって、微笑み返した
2人の目からは、ひどく温かいものがこぼれ落ちた