自分
ロリップはみんなとわかれると、一人、落ちこんだ様子で、家までのみちを歩きます。
自分
空にはかわいい小鳥達がぴよぴよと楽しそうに飛びまわっています。ロリップは、なかよさそうでいいなと思います。
自分
やっぱり友達がほしい。ジュエルランドのみんなとなかよくなりたい。
自分
目の前に七色にかがやくジュエルの泉が見えてきました。
自分
ジュエルの泉にかかる橋をわたると、ロリップの家があるとんがり屋根の住宅街です。
ロリップ
わぁ、なんてキレイな泉…
自分
橋を渡りながら、ロリップは泉をのぞきました。
自分
すると、水面にロリップの姿が映りました。
ロリップ
わぁ、鏡みたい
自分
そこには、キラッとかがやくロリップのいちご色のひとみがゆれています。
ロリップ
私のひとみ……何の宝石か分からないけど、頑張ってみよう。だって、もしかしたら、私もすごい宝石のペットかもしれないもの。まほうだって、頑張れば使えるようになるかもしれないわ。よーし!
自分
ロリップは決意しました。
自分
とにかく何でもやってみる!と。