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俺は救急搬送されたらしい
千秋
お医者さん
お医者さん
ん?病院?
俺、なにして…
っていうか、俺って誰…だっけ
千秋
お医者さん
俺が記憶喪失?
でも確かに、なにも思い出せない
お医者さん
お医者さん
千秋
え?俺飛び出したの?
でも、なんで?
一体何があったのか、なにも思い出せない
お医者さん
それはよかった…
千秋
記憶喪失ってほんとにあるんだな
自分でも驚くほど、なにも思い出せない
とりあえず今日はしっかり休もう
俺はぐっすりと眠りについた
ー退院後ー
自分のことはある程度思い出してきた
退院前は学校終わりに毎日散歩をしてたっぽいから、今でも続けるようにしている
いつもの日常が帰ってきたみたいで 少し安心した
でも、なにか違和感がある
思い出さなきゃいけないのに 思い出せない
なにかが足りない
千秋
でも、忘れちゃだめで、大切なものだってことは分かる
そんな違和感を持ちながら 俺は毎日を過ごしていた
帰宅
千秋
家に帰ると、眠気がしたので寝室へ 向かった
すると、ベッドの横になにかきらきらと 光るものがあった
千秋
何故俺のベッドに、キーホルダーが?
太陽と月…?こんなの買った覚えがない
でも俺は部屋にあまり物を置かないから 相当大切なものなんだろう
明日も学校だし、帰りに散歩もしたいから、早めに寝よう
俺はキーホルダーを横に置いて ベッドに入った