コメント
4件
初コメ失礼します! めっちゃ好きです!!!
すき、、、
類
早く来すぎてしまったかな、
類
ベンチに腰かけ、空を見上げる。
類
空は目を背けたくなるほど星々が輝いている。
手を伸ばせば、届くだろうか、
手を…伸ばして、
司
類
類
司
司くんは目の前にくるなり、
司
にまぁっと笑う。
類
面影が重なる。
将校
確か言ってくれたっけ、
将校
司
類
なつ…か、しい、
司
司
類
類
司
あぁ、くるしい、な、
司
大きな祭りというのもあり、
見渡せば人だらけ。
司
類
この人混みの量
気づけば、はぐれてしまいそうだ。
司
司
類
類
司
司
類
気が緩みすぎて口が滑ってしまった。
類
司
類
司
司
類
まずい、
司
あんな夢っ、
司
司
見てしまう、からっ、
司
類
だけど、
将校
将校
見たくなかったなんて、
司
類
司
類
司
類
司
司
キラキラした目で何を見つけたかと思えば、
司
ただの金魚すくいだった。
ただの…はダメか
司
類
類
司
後ろの方には子供たちが
笑いながらこちらを見ていた。
類
類
金魚すくいを初めて軽く10分は過ぎている。
司
類
司
司
こんな大声出してれば、自然に人は集まってくる。
恥ずかしい……っ、
類
類
司
類
ポイを半分濡らす。
金魚だって生き物だ
しっかり観察して狙えば、
類
類
司
たとえ大きかろうと
ちびっこ
司
類
簡単に取れてしまう。
大将
大将
類
大将
司
大将
類
類
こんな上手くいくもんなんだ、
司
類
大将
類
司
普通のより、ひとまわりも ふたまわりも大きい。
類
司
こんなに美しい金魚を僕が持ってるのは勿体ない気がする。
もっと相応しい人はいるはず、
ちびっこ
類
類
ちびっこ
類
小さな男の子の前でしゃがむ。
類
司
ちびっこ
きっと昔の自分なら、こんなことしてない。
子供は苦手だったし、第1関わりたくもなかった。
将校
将校
類
人の笑顔を願う、彼ならやりかねない。
ちびっこ
類
ちびっこ
ちびっこ
類
男の子は、るんるんでその場を立ち去った。
司
類
司
類
司
類
類
司
司
類
腕を引っ張られるがまま、次の屋台へと向かった。
司
類
次に来た屋台に足がすくむ。
司
超絶人気とまでは無いが並んではいる。
ぽんっと何かが放たれる音。
類
大将
司
用意された的をめがけて放つ、
類
"射的"の屋台、。
大将
大将
司
類
類
引き金を引く
類
徐々にフラッシュバックしていく。
残る拳銃を扱う感覚が蘇ってくる。
司
大将
類
類
司
類
司
類
明らかに銃口が下がっている。
類
何度も将校殿に教えてもらった。
嫌になるほど教えてもらった。
角度、構え方、扱い方。
司
類
いまさっきの焦りが馬鹿みたいに飛んでく。
類
司くんに覆い被さるよう手を重ねる。
司
類
司
類
類
司
司
類
類
類
司
類
類
ぽんっ
司
大将
的は重心を見失い、
コロコロと下に落ちていった。
司
類
司
司
類
手が震え出す。
僕は拳銃を触って、。
司
司
類
類
司
類
司
類
司
何度も練習した
手に"まめ"ができるほど。
嫌ってほどやって、
覚えた感覚。
司
類
司
類
正直言うと怖すぎる。
あの悲惨な記憶がこびり付いてる。
司
だけど、
類
何故か司くんの願いを断ることができなかった。
震える手で拳銃を握る。
類
類
類
銃口を向ける。
類
目をそっと瞑る。
将校
将校
将校
将校
将校
将校
類
将校
類
ぽんっ
景品がぐらっと揺れる。
類
ころんっ、
類
司
景品が音を立てて落ちていく。
類
類
打て、参謀。
類
酷い耳鳴りがする。
早く、将校を
類
体が自然と動いていく。
司
早く殺してしまえ
こんな醜い者を
みに、くい、?
類
はやく
類
はやく
類
司
司
銃口が司くんの頭に当たる。
類
はやく
類
殺せ
司
司
類
拳銃が下に転げ落ちる。
類
"将校殿"を撃った、??
類
類
類
司
目の前が真っ暗になって
気づいたら僕はその場から逃げていた。