いきなり部屋に入って 来たのはお兄ちゃん だった。
こよ
嗚咽を伴いながら 声をあげる。
さおみ
お兄ちゃんは僕に 近づいた。
こよ
僕は逃げるように、 次男の背後に着く。
りぬ
こよ
僕の事を伺う次男に 首を振って見せた。
りぬ
さおみ
無言の空間が続く。
りぬ
さおみ
りぬ
さおみ
次男の命令に反論するようなお兄ちゃん。
こよ
りぬ
りぬ
どうも、次男の意図は汲み取れそうにない。
さおみ
渋々、お兄ちゃんは 部屋の外へと行った。
こよ
りぬ
りぬ
りぬ
りぬ
こよ
りぬ
りぬ
りぬ
疑問形じゃなくて、 言い切るように 次男は言った。
こよ
りぬ
また無言の空気が続く
こよ
そんなこと、 とっくのとうに 知ってるよ
りぬ
りぬ
こよ
僕の声はだんだん 震えてが混じってくる
こよ
りぬ
りぬ
こよ
僕の声を無視して、 次男は部屋のドアを 開けた。
そこまではまだいいが 問題はその後だった。
こよ
次男はお兄ちゃんを 部屋に招き入れて 出てってしまった。
その時、口パクで次男は何かを伝えてたけどはっきり見えなかった
さおみ
やめて…
やめて…
こよ
僕に伸ばした お兄ちゃんの手を 叩き払った。
さおみ
さおみ
僕が嫌だというのを、態度で見せた後も
お兄ちゃんは、 僕に近づこうとしてた
やがて、立っていた足が急に力を失った。
立てなくて、 僕はその場で蹲る。
さおみ
僕の名前を呼んで、 しゃがみ込んだ身体を抱きしめられた。
さおみ
さおみ
僕を抱き締めたまま、 彼は言う
さおみ
こよ
彼の謝罪を かき消すように 本音を漏らす。
僕が求めてるのは 謝罪じゃない。
『ごめん』なんか じゃなくて、もっと 心が暖かくなるような言葉。
さおみ
さおみ
こよ
お兄ちゃんが 言い放った時 僕は顔を上げた。
こよ
求めていたのは この言葉
僕があの時、 次男に言ったのは
お兄ちゃんに 僕を愛してほしい
それだけ。
さおみ
さおみ
あぁ、本当に今日は 泣きっぱなしだ
こよ
泣きながら僕は彼に 言った。
ずっと、ずっと愛してね
🕊 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸 💗
最終回!
無事、完結出来ました
さとみくんの、 オナニーから始まる変な話
書いてて 楽しかったです。
それではまた 会いましょう
ばいばーい
えー、ここで ふうりから
次の連載の お知らせです。
次回からは同時進行 と言った形で
2種類進めていきたいなって思います。
弱虫シスターは 最強悪魔に気に入られちゃいました。
と
続きみたいと リクエストが多かった
本当に迎えに 来やがった!
の2本です。
シスターの方は お試し連載の続き
迎えに来た方は、 1話だけ書いてあります
長々と説明すいません
以上、ふうりからの お知らせでした。
また、何処かで 会いましょう
今度こそ さよーなら
コメント
7件
初コメ、フォロー失礼します( . .)" すっごい好きです!最高でした! ほかの連載も見て見ます🍀*゜ 告白したシーンで少しうるっとしちゃいました……(*´˘`*)
「ころん、好きだよ」がちゃんとイケボで脳内再生された(◜௰◝)💗💙