わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に
紫音
○○
三つ編みの先客に、声をかけてしまった。
紫音
口をついて出ただけ。
ホントはどうでもよかった。
先を越されるのが、なんとなく癪だった。
三つ編みの子は、語る
どっかで聞いたようなこと
○○
紫音
○○
紫音
欲しいものが手に入らないなんて
奪われたことすらないくせに!
○○
「話したら楽になった」って
三つ編みの子は、消えてった。
紫音
と靴を
脱ぎかけたらそこに
背の低い女の子
また声をかけてしまった。
背の低い女の子は語る。クラスでの孤独を
△△
って
紫音
紫音
紫音
△△
それでも、うちでは愛されて
紫音
△△
と泣いて
背の低い子は消えてった。
そうやって、何人かに声をかけて
紫音
わたし自身の痛みは 誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ。
紫音
何人目かに会ったんだ
紫音
□□
と言った。
口をついて出ただけ。
ホントはどうでもよかった。
思っていないこと
でも、声をかけてしまった。
紫音
ああ、どうしよう
この子を止められない
わたしには止める資格が無い。
紫音
紫音
□□
って
目を伏せたまま消えてった。
数日後
紫音
紫音
紫音
紫音
紫音
紫音
紫音
今から飛びます。
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