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Episode3─君と帰り道
A new story begins
花宮先輩の事が頭から離れない
こんなに恋焦がれたのは初めてかもしれない。
そんな事を考えていると
赤葦 京治
曲がり角で誰かとぶつかった
花宮 祈莉
聞き馴染みのある声
花宮 祈莉
俺が恋してやまない花宮先輩
赤葦 京治
花宮 祈莉
冗談っぽく笑う君に釘付けだった
赤葦 京治
花宮 祈莉
先輩の顔がほのかに赤かったのは気のせいじゃないはず
赤葦 京治
花宮 祈莉
やっぱり気のせいじゃない
そんな所も凄く可愛くて、愛らしい、
本当に貴方はずるい人だ
赤葦 京治
赤葦 京治
その時の君の顔は恥ずかしそうだったけど
すごく嬉しそうだった
やっぱり俺は先輩が好きです
─放課後─
花宮 祈莉
そう言って駆け寄る君
赤葦 京治
花宮 祈莉
向日葵のような明るい声
赤葦 京治
花宮 祈莉
花宮 祈莉
少し悪戯な笑みを浮かべそう言う
赤葦 京治
花宮 祈莉
人差し指を自分の口元へ持って無邪気に笑う彼女
やっぱりこの人には敵わない
連れられてきたのは
大きな桜並木の続く道だった
花宮 祈莉
花宮 祈莉
目を輝かせながらこちらを見る彼女の目に 吸い込まれそうだった
赤葦 京治
花宮 祈莉
桜吹雪が舞う並木道だった
赤葦 京治
花宮 祈莉
無邪気な笑顔で尋ねる君
赤葦 京治
花宮 祈莉
花宮 祈莉
2度見ならず2度聞きだった
花宮 祈莉
本当に反応がかわいくて堪らない
赤葦 京治
花宮 祈莉
花宮 祈莉
花宮 祈莉
お別れが来てしまって少し寂しい感じがした
赤葦 京治
花宮 祈莉
花宮 祈莉
嬉しそうに笑う君
そんな君を見ているだけで元気になった
花宮 祈莉
赤葦 京治
名前呼びは反則だ
しばらく視界がぐるぐると廻っていた
「君との帰り道」
Continued next time