奏
電気消してくれてありがとね……
なんか、キスだけとはいえ
恥ずかしくて……
なんか、キスだけとはいえ
恥ずかしくて……
一馬
いや……いいよ
それよりもしていい?
それよりもしていい?
奏
うん……
私たちは暗闇の中で抱き合う。 一馬の体温がいつもより 温かい気がする。 多分、視覚が奪われている分 感覚が敏感になっているんだろう。
一馬
するね……
その言葉の後、そっと唇が重なり 強く抱きしめられて 激しく舌を吸われた。 そして……抱きしめられたまま 体中を触られた。
私は彼を突き放した。
奏
まだ体触るとかその……キスより先に行くのは早いと思う
一馬
……あの、俺触ってないよ?
ずっと抱きしめてたし
ずっと抱きしめてたし
奏
えっ!?
じゃあ、あの手は誰……?
じゃあ、あの手は誰……?






