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ちぇりぼむ
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#鬼滅の刃
サンフラワー
215
広幡才彩
おばあさん
私の里親……“冨岡義勇”さんと朝餉を済ませ、家を出る。 冨岡さんの屋敷はここから遠いらしく、“隠”という人に連れていってもらうそうだ。
冨岡義勇
広幡才彩
隠の人が来るまで、時間ができてしまった。 無闇に動いても、見つけてもらうのは申し訳ないしな…… ぼーっと空を眺めていると、一羽の鴉が飛んできた。
寛三郎
広幡才彩
鴉は、覇気のない鳴き声を出しながら私の腕に乗ってきた。お年を召しているように見えるので、恐らく冨岡さんの鴉だろう。 そういえば、「鴉を飛ばす。暇潰しに話しているといい。」とか言っていたっけ。
寛三郎
広幡才彩
かわいいなぁ……なんか守りたくなっちゃう…… 寛三郎さんに癒されていると、遠くから人の気配がした。隠の人が来たのだろう。
隠
広幡才彩
隠
竹宮さん……この人も、鬼の被害に遭ったのかな…… 鬼殺隊は、その多くが、鬼に身内を殺された人で構成されていると聞いた。 もちろん、冨岡さんも。 「失礼します。」と一言断って、竹宮さんにおぶってもらう。隊服の感触が、手を通して伝わってきた。
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広幡才彩
隠
私は、さっき引っかかった疑問を口にする。
広幡才彩
隠
何百人……そんなにたくさんいるんだ…… 自分のことを「未熟」と言っていたけれど、あれは勘違いだったのか。
広幡才彩
隠
「ほら、見えてきましたよ。」そう言われて前を見ると、立派なお屋敷が遠くに建てられていた。
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広幡才彩
隠
そう言って、竹宮さんは去っていった。 事務的だったけど……優しい人だったな。 屋敷の方を見ると、門の大きさに圧倒される。遠くで見たよりも、ずっと大きかった。 ぽかんとしていると、門がゆっくりと開いていき、中から冨岡さんが姿を見せる。
冨岡義勇
広幡才彩
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大正コソコソ噂話 謙遜しがちで自己肯定感の低い才彩ですが、琴だけでなく、役継の下で習っていた芸は、人並み以上の実力を持っています。前代の広幡家の子孫と比べると劣りますが、努力だけでのし上がってきた頑張り屋さんです。
コメント
1件
あおいです🌷 今回も才彩さんの優しい視点が光ってましたね。冨岡さんの鴉・寛三郎さんとのやりとりが可愛くて、「守りたくなっちゃう」って思う才彩さんにこっちまでほっこりしました。それと、隠の方から「冨岡様は水柱」と知らされる場面、才彩が「もっと胸を張ってもいいのに」と感じる距離感——まだ知らない関係性の描き方がじわじわ好きです。大正噂話で才彩の芸の実力に触れてるのも嬉しい補足でした✨