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5件
めちゃ最高です😭😭リクエストって大丈夫ですか?続き待ってます😖
独占欲つよめのさむとか最高じゃね?
遥
○○と話した今日…
少し
ぼーっとしてしまう
遥
HR終わってから1時間ぐらいたってる
まぁ迎えもないし
ゆっくり帰れば…
そう思い外を見ると
遥
遥
雨が降っていた
遥
遥
遥
しっかりしないと
一応昇降口まで行ったけど
雨は降り続けている
遥
でもこの感じだと
止まなそうだな…
遥
駅まで走れば五分ぐらいだから
もうちょっと弱くなったら
少し濡れてもいいから走って
駅まで行って電車で帰れば…
治
治
遥
○○の彼氏…
遥
私はそう言いながら外を指した
治
宮さんの右手には
折り畳み傘があった
持ってるならさっさと行けばいいのに
治
治
遥
何言ってんのこの人
彼女いるのに
遥
遥
治
ケロッと答える宮さんに
私は驚いた
治
治
治
遥
○○がそんなこと…
治
遥
このぐらいなら
大丈夫だよね
緊張する…
男の子と話すことなんて
ほぼないから
近くで見ると整ってるのね
あんまちゃんと見た事なかった
横で鼻歌を歌いながら宮さんは歩いてる
遥
遥
治
やばいお嬢様の対応と……
変なこと言っちゃった
治
そう言ってケラケラ笑う
この人…こんな風に笑うんだ
治
遥
治
治
遥
治
遥
近い
たまに肩と肩が触れる
宮さんはコミュ力が高いのか
ずっと話し続けている
治
遥
治
遥
治
治
遥
遥
治
治
遥
治
なんか…軽い人
本当にお嬢様は
この人でいいのかな
遥
遥
治
遥
治
…隠してないんだ
遥
治
治
遥
治
遥
治
治
遥
治
治
治
治
そう言いながら
宮さんはにこにこしてる
遥
キラキラしてる…
この笑顔は私に向けてじゃない
なのに
なんでこんなに
ドキドキするの
治
遥
治
するとカラオケを指した
遥
遥
そう言って傘から出ようとすると
治
治
遥
遥
治
そんじゃとだけ言い残し
宮さんはカラオケに入っていった
遥
私は手に持った傘を見ることしか出来なかった
○○
○○
桜子
桜子
莉都
楽しんでくれてよかった…
○○
○○
桜子
莉都
少しの姉弟喧嘩が始まる
微笑ましい
宮ツインズもこんな感じなのかな
そんなことを思っていると
1件の動画が送られてきた
○○
その動画は
宮ツインズがお互い被せながら
歌ってる所だった
私はクスッと笑ってしまう
桜子
○○
桜子
そう言って桜子が見せたのは
「読書感想文」だった
○○
○○
莉都
○○
桜子
やってしまった
いや今からでも間に合うかな
いや間に合うよね
だってまだ回収してないから
気づかなかっただけだし
○○
桜子
○○
○○
桜子
莉都
桜子と莉都と別れると
私は図書館に向かった
まぁ家のなんだけど
○○
図書館は兵庫の家が1番
立派なんだ…
私は数分間目星い本を探し
○○
1つの本を手に取った
図書館の端にある
庭と別館の見える窓の前に私は座った
別館を見ると
電気が付いていなかった
○○
もう9時なのに
まだ帰ってきてないのかな遥
○○
さすがに早くないか
そんなことを思いながら私は作業を進めた
○○
○○
終わったと同時に私は椅子の上で伸びる
○○
○○
その時
庭に誰かが歩いてるのがわかった
○○
○○
外は雨なのに
傘をささずに歩いてる
○○
私は急いで傘を持って走った
○○
遥
そこには
ずぶ濡れの遥がいた
遥
遥
私は急いでタオルをかけ
遥かに傘をさした
○○
遥
遥
私の傘を無視して
遥は別館に向かおうとした
○○
遥
初めて見た顔だった
遥
遥
一体何があったの…
○○
○○
○○
私がそう言うと
手に持ってた折り畳み傘を
急いで隠した
○○
遥
遥
○○
○○
○○
○○
私は別館のドアを開け
遥の部屋に入った
何があったんだろう
私はタオルで拭きながら
そんなことを考える
さっき雨で気が付かなかったけど
○○
○○
遥
遥
まぁ…答えてくれないよね
○○
○○
○○
遥
あまり聞かない方がいいと思い
私はその部屋を後にした
遥
何やってんだろ
本当に
遥
私は机に置いておいた
折り畳み傘を見た
そこにはご飯も置いてあった
それと
「何かあったら言って」
と置き手紙も
遥
遥
自分がなんであんなことをしたのか
分からない
○○の気を引きたかったわけでも
ない
ただ
あの傘を使うことが
許されない気がした
遥
遥
私に選択の余地はない
ただ
忘れる
それだけだ
なのになんで
こんなに悩んでるんだろ
彼を思って
どうにかなる気もないのに
でも今は少しだけ
泣かせて欲しかった
私は部屋に帰ったあとも
遥のことを考え続けた
○○
○○
傘は持ってたのに
濡れて帰ってきた
というかあの傘…
○○
いやたかが折り畳み傘だし
被ることもあるか
○○
私はそう思い眠りについた
次の日学校に行くと
○○
遥はいなかった
治
○○
治
治
○○
治くんの方を見ると
めっちゃ誇らしげな顔をしている
○○
○○
治
角名
角名
○○
○○
治
角名
○○
治
私はいつものように話していたけど
心は落ち着いていなかった
私は放課後
飲み物を買いに来た
自販機にお金を入れると
横から手が出てきて
その手がコーラを押した
○○
冬弥
こいつかよ
○○
冬弥
ただでさえイライラしてんのに
冬弥のせいで
100割増
私は気を取り直しお水を買った
冬弥
冬弥
○○
冬弥
○○
冬弥
冬弥
○○
私はバックを持ち上げると
そのバックを冬弥に引っ張られた
○○
冬弥
○○
冬弥
冬弥
○○
○○
○○
○○
○○
冬弥
冬弥
そう言いながら
冬弥は少し視線を外した
まぁ…冬弥も冬弥で
色々あったのかな
○○
○○
冬弥
冬弥
○○
○○
○○
冬弥
冬弥
私が冷静になろうと
ため息をついた瞬間
治
と私に向かって治くんが歩いてきた
最初は笑ってたけど
私のカバンを掴んでる冬弥をみて
一気に冷たい顔になった
治
○○
治
そう治くんが言うと
冬弥は少し笑ってから
パッとはなした
冬弥
○○
○○
治
○○
○○
○○
冬弥
冬弥
冬弥
治
治
あからさまに治くんはイライラしてる
治
治
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥が治くんをわざと挑発する
治
○○
治
冬弥
この人まだ何か言う気…?
冬弥
冬弥
治
冬弥
治
治
治
冬弥
○○
○○
冬弥
冬弥
冬弥
○○
冬弥
とだけ言って冬弥は帰って行った
○○
○○
治
○○
疲れる
治
治
今日は…色々考えごとしてたから
元気ないように見えたのかな
○○
○○
その日の帰り道
私は考え事をしすぎて
きっと治くんを困らせた
悪いことしちゃったな
お母様
○○
○○
お母様
するとリビングのソファに
お母様は腰をかけた
○○
お母様
○○
お母様
お母様
○○
お母様
○○
○○
お母様
お母様
お母様
なんで私が…
と思ったけど
いちいち反応するのもめんどくさい
○○
○○
お母様
お母様は書類の山を私の前に出した
○○
お母様
お母様
お母様
○○
お母様
お母様
お母様
お母様
○○
普通の暮らしがしたい
そう言おうと思ったけど
妥協しなければいけない部分なのかも
もしかしたら
お母様とお父様の子は
私ひとり
別に作らなかったわけじゃない
ただ
子供が出来なかった
私は何回も見たことがあった
お母様が
「男の子を産まないから」
と責められているところを
きっと…
お母様にも色々あったはず
そう考えて今まで我慢をしてきた
でもここに来てから
私は比較的
『自由』でいれている
完全にでは無いけど
お世話になっている以上
多少の縛りは必要だと思う
○○
わがままも…そろそろ
自粛すべきかもしれない
○○
お母様
私は初めて客観的に
物事を見れた気がした