愁斗
あ、あのさ
愁斗
びっくりした…?
ひで
え、??
愁斗
ごめんね…
愁斗
びっくりさせて…
ひで
謝んないでよ😊
ひで
隣、座ってもいい?
愁斗
コクッ…
ひで
ポスッ…
愁斗
お、おれッ…
愁斗
この前、ひでに会った時から
愁斗
ずっとひでのこと考えてた。
ひで
え?そうなの?
愁斗
うん。
愁斗
謝らないといけないこと…
愁斗
ある。
ひで
え、ないよ?なに?
愁斗
ッ……
愁斗
…
愁斗
あの時、
愁斗
冷たい態度をとって…
愁斗
何も言わずに…
愁斗
連絡も無視したままで…
愁斗
ひでの前からいなくなってごめんね…
ひで
ッ……
あの時の感情が 走馬灯のように蘇ってきた。
愁斗の目は全然違うところを向いていたけど、 気持ちはまっすぐ伝わってきた。
ひで
ギュッ…🤝
ひで
もう、怒ってないよ
愁斗
ッ…ポロッポロッ…
愁斗
ごめん…
ひで
大丈夫大丈夫…
愁斗
ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…
ひで
しゅーと、大丈夫だから。
ひで
ギュッ…(抱きしめる)
愁斗
ハァッ…ハァッ…ハァッ…(苦しい)
愁斗
ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…
ひで
大丈夫大丈夫。
ひで
ひでと一緒に呼吸、しよ、
ひで
吸って〜、
愁斗
スッ…スッ…
ひで
吐いて〜
愁斗
ハッ…ハァッ…
ひで
そうそう上手
🚪…ガチャ…
倫太郎
ただいま〜
倫太郎
え、しゅーと、!
愁斗
ハァッ…ハァッ…ハァッ…
愁斗
りッ…ちゃッ…ッ
倫太郎
どうしたどうした…
倫太郎
サスサス…
愁斗
ングッ…アアッ…ハァッ…
倫太郎
大丈夫ギューーッ(
愁斗
こわッ…
愁斗
みんなやッ…
倫太郎
怖くない怖くない…
愁斗
くらいッ…こわッ…
倫太郎
暗いよね。うんうん…
倫太郎
でも愁斗、お肌で感じて?
倫太郎
愁斗1人じゃないよ。
愁斗
ングッ…アアッ…ハァッ…ハァッ…
倫太郎
今愁斗のほっぺぎゅーしてるのだあれ、?
愁斗
ングッ…りんちゃッ…ハァッ…
倫太郎
そうそう、りんちゃんだよ、お肌で感じられたじゃん!
倫太郎
大丈夫大丈夫…1人じゃないよ
倫太郎
ね、今りんちゃんいる。
倫太郎
横にはひでもいる
愁斗
ングッ…
倫太郎
だから大丈夫
愁斗
スッ…ハァッ…スッ…ハァッ…
倫太郎
そうそう、呼吸上手だね
愁斗
スッ…スッ…スッ……スッ……💤
倫太郎
寝ちゃった…
倫太郎
ごめん、ちょっと布団持ってくるね
ひで
うん。
倫太郎
よいしょ…
倫太郎
ポスッ…(愁斗を寝かせる)
倫太郎
よく寝るんだよ…ナデナデ
倫太郎
ひで、ちょっと話そう?
ひで
うん。
冷静に対応して、 愁斗落ち着かせていくりんちゃんと
何もできず唖然とするだけの俺
明らかに様子の変わってしまった、 弱ってしまっている愁斗に対して 俺は何もできないのかと、 自分に怒りを覚えるまでだった
倫太郎
しゅーと何があったか、聞いてもいい?
ひで
愁斗が…謝りたいことあるって
ひで
高校の時、いきなりいなくなったことを謝ってくれて。
ひで
大丈夫ってハグしたら、涙が止まらなくなっちゃったみたいで、呼吸が乱れちゃったんだと思う。
倫太郎
そっか。
倫太郎
実は、ひでと再会したこと。その日に聞いてて。
ひで
うん。
倫太郎
その時に、愁斗から許しが出たから、ちょっとお話しするね
倫太郎
時間ある?
ひで
うん、たくさんある
倫太郎
実は愁斗は、ひでと別れを告げた1ヶ月前くらいに…








