黒狼颯哉
ただいまー…
真白彩吹
ただ、いま…
黒狼悠
ふたりともおかえり!
黒狼颯哉
母さんは?
黒狼悠
優希さんの所行ったよ~!
白神白夜
よぉ~、(無断で)遊びに来たぞ~
黒狼颯哉
三秒以内に帰れ
白神白夜
はぁ!?何もしてないだろまだ!って…その子誰だ?
黒狼颯哉
あー…もう説明めんどいわ…
真白彩吹
真白彩吹…です
白神白夜
おぉ、俺は白神白夜や!よろしくな!
グングニル
ご主人様~!!置いていかないでくださ~い!
白神白夜
あ、すまん
真白彩吹
瞬間移動…!(キラキラ)
黒狼颯哉
あー…冬子迎え行ってくるわ(タッタッタ)
白神白夜
あっ逃げやがった…
グングニル
ご主人様!この子供は誰ですか?
白神白夜
あぁ、颯哉の知り合いらしいぞ
真白彩吹
彩吹です…(ペコッ)
グングニル
なるほどなるほど!僕はご主人を守るために仕えているニルです!
真白彩吹
じゃあ……ニルちゃん?
グングニル
はい!その呼び方で構いませんよ!
黒狼悠
あれ、白夜君遊びに来てたんだ!私今から出かけるけど大丈夫?
白神白夜
おう、美月さんが帰ってくるまで待っとくよ
黒狼悠
じゃ、よろしく~。彩吹ちゃん!冷蔵庫にお菓子入ってるからね!
真白彩吹
(コクリ)
カチャ… パタン
白神白夜
……(いや気まず)
グングニル
…あ、そういえば、ご主人様と彩吹様は聞いたことありますか?
真白彩吹
何をー…?
グングニル
風森村という村の名前です!
白神白夜
あー?俺は聞いたことないな…
真白彩吹
っ私も…
グングニル
えーっとですね…!
グングニル
聞いた話によると、風森村には大きな神社があって、
そこでは風の神様を祭っていたみたいです。
そこでは風の神様を祭っていたみたいです。
巫女
神主様、次は神の子が生まれると良いですわね。
神主
あぁ。
グングニル
神社の一族では、風の能力を使える人間が生まれる事があったみたいで、
風の能力を使える子は、『神の子』と呼ばれ、村民から崇め称えられるらしいです!
風の能力を使える子は、『神の子』と呼ばれ、村民から崇め称えられるらしいです!
巫女
あ、あの…もう子供は普通の子でも良いのではないでしょうか…。
今回身籠った子で、もう五人目でございます…。
今回身籠った子で、もう五人目でございます…。
神主
お前はいつから俺に指図できるほど偉くなった?
巫女
…申し訳ございません。これからも尽力致します。
グングニル
風森村は男尊女卑が酷くて、男性には逆らえないという事が
暗黙の了解になっていたんです。
暗黙の了解になっていたんです。
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