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約束の10分前
苺実
(もうすぐで0:00になる…)
苺実
(ヤバい、緊張してきた笑)
苺実
(もしフラれたら…)
苺実
苺実
(ううん、そんなこと考えちゃダメ！)
苺実
(みるくの分まで頑張んなきゃ)
約束の1分前
亜希
いちご、いる？
苺実
亜希くん！！！
亜希
もうすぐ日付変わるけど
亜希
話ってなんなの？
苺実
では、話します
苺実
私とみるくなんだけど、好きな人が一緒だったの
亜希
わ、すげぇな…
苺実
それで、お互いに悔いが残らないように
苺実
同じ日に告白することになったの
苺実
方法も時間も自由
亜希
うん
苺実
私は、何としてでも
苺実
みるくより先に、その人に思いを伝えたかった
苺実
その為に、約束の日の0:00に告白するって決めたの
亜希
…え？
亜希
それって…
苺実
でもね、みるくは
苺実
私の為に、好きな人を諦めて
苺実
私の恋を優先してくれた
苺実
だから、今からそれを伝えようと思う
亜希
苺実
亜希くん
苺実
私は、ずっと
亜希
亜希
待って
亜希
言わないで、それ以上
苺実
そんな
苺実
どうして…？
亜希
俺から言いたいんだよ
苺実
…！？
亜希
いちご
亜希
俺、ずっとお前のこと好きだった
亜希
付き合ってください。
苺実
苺実
…私も
苺実
私も、亜希くんが好き
苺実
今の告白、すごく嬉しかったよ
苺実
バカな私だけど
苺実
よろしくお願いします
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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