私、夕日etの命には期限がある
キーンコーンカーンコン
クラスメイト
クラスメイト
et
いつものようにお昼になると 友達がお昼に誘ってくる
それを私はいつものように断る
クラスメイト
私の友達はそんな私のことは 気にせずに接してくれる
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クラスメイト
謝らなくていいのに
私は跳ね除けることしかできない
そんな私がとても憎い
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気まずい空気から 逃げ出すように教室を出る
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保健室の先生
保健室の先生
私が逃げるようにきたのは保健室
養護教諭の先生は優しくてとても気さく
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保健室の先生
保健室で食べるなんて 普通ならありえない
でも、先生は私を親切に 保健室に入れてくれた
保健室の先生
et
保健室の先生
お弁当を広げながら先生は笑った
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保健室の先生
そう言ってもらえて私は緊張が緩む
et
この言葉を先生は 笑い飛ばしてくれると思った
でも、先生はこの言葉を 重く受け取ってしまったらしい
et
保健室の先生
先生の澄んだ目から逃れられない
保健室の先生
保健室の先生
立場上、先生は私の全てを知っている
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だけど......
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この学校に転校してきて早一週間
窓の外に咲いていた桜はとっくに散った
私にはもう、時間がない
これは私に言い渡された.....
命のタイムリミット
et
「1人でいるって私自身が決めたから」
コメント
3件
やっぱり流月さんの作品大好きです!!応援してます👍 投稿頻度高いし、そもそも作品の構成が神がかっていて尊敬です!!