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無能な俺

第4話 - ４

245

2024年07月27日

#病み

#ut

#zm

#無能

R🫧🖊️

大先生

𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡

大先生

ｶﾞﾀｯ

ゾム

！大先生！

大先生

ﾋｭｰｯ

大先生！

大先生

(俺のことを呼ぶゾムの声が聞こえる)

でももう遅いんだ…

大先生

(またな)

ガンっ！

最後に聞いた音は俺が地面に強く頭を打ち付けた音だった

ゾム

大先生！大先生！

ゾム

うあ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

守れなかった…

ゾム

だいっせんっせえﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

大先生を守れなかった

ゾム

…ﾋｸﾞｯｸﾞｽｯ

『ぺっ神…ﾋｸﾞｯ』

『うえ！？どうしたのゾム！？』

ゾム

『俺っ大先生守れなかった…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』

『…え？』

ゾム

『屋上来てや…』

『わかった今皆と行く』

ゾム

『うん…』

『至急屋上集合』

ぺ神

来たよ…？

ゾム

…

ショッピ

なんですか急に呼び出して

チーノ

うんうん

シャオロン

せや無能は？

ロボロ

あいつなんて気にせんくてええやろ

エーミール

そうですね

コネシマ

で？なんや

ゾム

下…見てみいや…

トントン

(嫌な予感がする…)

グルッペン

…

ぺ神

ﾁﾗｯ

ぺ神

！！！

ショッピ

…？

ぺ神

ｶﾞｸｶﾞｸ

チーノ

！ｶﾞﾀｯ

チーノ

あ…あ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ショッピ

ﾁﾗｯ

ショッピ

…え？

シャオロン

ﾁﾗｯ

シャオロン

あれって…ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ロボロ

は？ﾁﾗｯ

ロボロ

え

大先生？

エーミール

え！？

コネシマ

ﾁﾗｯ

コネシマ

！ほんまや…

トントン

これ…もしかして

グルッペン

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゾム

俺の目の前で死んだ

ゾム

俺…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゾム

守れなかった…ｸﾞｽｯ

ショッピ

な、んで…？

シャオロン

もしかして…

ゾム

理由は一つやろ？ｷﾞﾛｯ

チーノ

っ！！

ロボロ

…ゾム…

エーミール

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

コネシマ

でもさ

コネシマ

チーノを○そうとしたのは事実やろ？

トントン

…確かに？

グルッペン

ｸﾞｯ

グルッペン

(俺は…)

ゾム

まああいつのことやし

ゾム

手紙で遺言残してんとちゃう？

ぺ神

あ…

皆(一部を除く)

確かに…

ゾム

…はあ…

ゾム

俺がもってくるから会議室行ってこいや

グルッペン

わかったゾ…

皆(一部を除く)

…

ゾム

…

ゾム

わかりやすいなあ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゾム

手紙…ありがとなあ

ぺ神

…鬱…

ショッピ

兄さん…

チーノ

大先生…

シャオロン

襲ったのは事実…

ロボロ

やけど

皆(一部を除く)

なんか…

ゾム

ガチャ

皆(一部を除く)

！

ゾム

あったで

ゾム

読むな？

皆(一部を除く)

ｺｸｯ

ゾム

皆へ

ゾム

『俺はお前らを恨んでないで！蹴ったり殴られたりカッターで切られたり』

ぺ神

…は？

ショッピ

…えっと

チーノ

兄さん…

シャオロン

(恨んでない？)

コネシマ

(あんなことしたのに？)

ロボロ

カッターで？

グルッペン

落ち着け

グルッペン

続きを

ゾム

『そんなことされたけど、仲間は仲間や皆で仲良く暮らした頃が楽しかったなあ…俺はな、もっと皆と仲良くしたかったんや、でも無理そうだったな』

皆(一部を除く)

っ

ゾム

『沢山説明もしたし、相談もした。その相談と説明を真剣な顔で聞いてくれたゾムが優しかった』

ゾム

『でも俺、もう無理そうや、ゾムに迷惑かけたないし、皆のところにいても無能扱いされて邪魔なだけやろ？だからもう○のうと思うんや。でもな、ゾム絶対とめると思うねん。だから屋上で○ぬで。これを読んでるってことは俺はもういないんやな。ゾムがとめてくれたかもしれ
んから言っておく。ありがとう、そしてごめんな。』

ゾム

『とめられても俺は逝くで。もう体も心もボロボロなんや。我慢出来ない。勿論皆は悪くないで。俺が二重人格で産まれてきたのが悪いんやから。トントンありがとな、お前がとめてくれなかったらチーノ○んでたかもしれん。チーノごめんな』

ゾム

『皆いいやつだった。シャオロンは笑顔を沢山見せてくれて、他のことにめんどくさがりながらもなんだかんだつきあってくれてたよな。ぺ神だって沢山の人を治療して、沢山助けてくれた。今回だってチーノと俺を休ませてくれてた。ショッピは無愛想だったけどたまに笑ってくれて、出掛ける時たまに誘ってくれてたよな。チーノは詐欺師だけど、笑顔が可愛くて、そこそこ強くて、先輩として誇らしかった。そんな後輩に嫌いやら無能やら言われたのはちょっと傷ついたけどな笑』

ショッピ

っ

チーノ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゾム

『ロボロは声がデカイしチビだけど歌声は凄く綺麗で好きだったで、戦闘の時だってお前が指示してくれるお陰で凄く助かってた。エーミール、お前は優しくて頭もよくて色々教えてくれてたよな。ありがとう。トントンは俺のサボってた分までやってたり、シッマがサボってるのもやってくれてたよな。大変だっただろうからせめて無能の時は頑張ろ思ったけど無理だったみたいや。ごめんな』

トントン

ｸﾞｽｯ謝らんといてや…

ゾム

『グルッペン。お前は凄く頼りになる親近感のあるいい総領だった。またあえるかしらんけど、それまで皆を笑顔にさせてな。期待してるで！コネシマ、お前は声がデカイけど俺の相棒で、凄く頼りになった。たまに相談にものってくれたよな。今までありがとう。最後にゾム、お前が最後まで信じて優しく接してくれて、手当てもしてくれたよな。わざわざぺ神から包帯を奪ってまで。ほんっとに申し訳ないし、感謝してる。だからこそ生きてほしかったんだ。』

ゾム

『俺は皆のこと恨んでないし呪いもせんで！だから自分のこと攻めんでや！俺の分まで幸せに生きてな！最後に、俺からのプレゼント？みたいなん各部屋においといたで。探して見てな。皆ありがとう。そして大好きやで、ゾム。皆…』

『またな』

ゾム

はい、終わり

ぺ神

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ショッピ

兄っさん…ｸﾞｽｯ

チーノ

ごめんなさい…ｸﾞｽｯ

シャオロン