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彰人、お願いだから生き延びて、
彰人
ツー、ツー、
彰人
あれ、
絵名、絵名……
居ない……?
彰人
なんて夢見てんだ俺……
てか俺学校で寝てたのか。今何時だ?
彰人
スマホない……
彰人
とりあえず歩いてみるか。
教室の時計も動かねぇし
コツン、コツン、
1人廊下を歩く音が響く
学校で1人、というのは珍しくて
少しクラスメイトを目で探してしまった。
ガタ、
足音が大きく響いてしまった
少しビクッとしたが、歩き続ける
俺は何処に行くのだろうか。
ガタガタ、
次の大きな音は俺じゃない。
それに対して風も強くない。
他に誰かいるのか?
カタン、カタン。
あまり怖がらない俺でも肝が冷えた。
彰人
小さな声でも廊下に大きく響き渡った
聞き慣れた声だった
彰人
冬弥
彰人
冬弥
生徒指導と冬弥は無縁だ。
彰人
冬弥
と言うが、俺も縁の無い3-2に居た。
彰人
冬弥
確認するっつっても、どこに行くんだよ。
そう思いながら先々歩いて行く冬弥について行った。
彰人
冬弥
冬弥
コツコツ……
ガタ、
彰人
冬弥
彰人
こいつ軽々と『死ぬ』だって言える奴だったんだな……
冬弥
彰人
こいつ神経凄いな……
急に旧校舎の方へ向かって行ったのには戸惑ったが、運動部のロッカーだった
彰人
冬弥
冬弥
彰人
冬弥
カタン、カタンバタン、カタン、バタン、
ただただひたすらロッカーを開け閉めする作業に入っていた。
彰人
人が居た。眠っていた。
少し大きめだったから、多分3年生のロッカーだ。
でもこれは奥のロッカー。ここを開けていることに冬弥は気付いてないはず。
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
彰人
冬弥
あそこに部活用の物置があったことに感謝する。
あそこで冬弥は3人目を見つけれるだろう。
冬弥
彰人
冬弥
これは良かった。自分で見つけれた3人目が先輩とは
最高のシチュエーションだろう。(変人だが)
この状況下はあまりよろしくないが。
類
彰人
冬弥
類
彰人
類
冬弥
類
彰人
冬弥
類
彰人
類
彰人
一応先輩なのでニコッと微笑んだ
冬弥
彰人
類
類
謎めいた言い方に少しイラッとした。
彰人
冬弥
類
彰人
意味のわからない状況下で自分は混乱しているのだろう
類
彰人
類
類
彰人
類
類
彰人
こいつ、めんどくせぇな……
類
彰人
冬弥
類
類
類
いつも危ない実験だろ……
類
冬弥
彰人
冬弥
類
彰人
類
冬弥
類
冬弥
神代先輩は端末を出し、パスワードをトトトッと入れれ始めていた
冬弥
彰人
冬弥
類
言い方は少しイラついたがフォローが上手いな、と考えながら聞いていた
類
神代先輩、何か怪しくないか?
下を向いてボーッと歩いていたら
コンビニエンスストアが目の前にあった
彰人
横を見渡すが先輩も冬弥も居ない
彰人
というより、俺が迷っただけかもしれない。
とりあえず店に入った。
ごく普通のコンビニだったが、
店員が居なかった。
それに客も居ない
有り余った商品
どこでも俺は1人だったのか?
いや、これは壁だ
壊してまでも進まなければならない
言ってしまったのだから___________
冬弥
冬弥
後ろを振り返ってみると彰人どころか神代先輩も居なかった
それよりここは何処だ?
施設か何かに見えるが……
はぐれてしまったのか。
こんな時に迷っている場合なのか、と自分に言い聞かせるが
元には戻らなかった
ふと、昔のことを思い出した
何年前だっただろうか、
父と病院に行った際はぐれてしまったんだよな。
確かその時……
ダメだ、思い出してはいけない。
父に言われたのだ。
忘れろ、と
それにあまりいい思い出もないからな。
その後考えないよう歩いていたが、あの時の記憶がフラッシュバックする。
この状況と場所が連想させるのだろう。早く出なければ
冬弥
なんだかんだしてる間に夜になり、人もちらほら見るようになった
相変わらず店員はおらず、客が商品を手に取り外に出ていく。
彰人
怒りに任せてゴミ箱を蹴ってしまった
が、
周りは何も気付かず立ち去って行く
彰人
類
声が響いた
類
類
類
類
類
類
類
類
作ったのは僕だけれど
伝えるのはまた、
今度でいいか
司くんしか
居ないか、
でもやっぱり司くんまで巻き込んで良い事なのか?
寧々には頼れないし
流石にえむくんは無理だ。
あ、
瑞希だ…
ー♪ー♪
類
瑞希
瑞希
類
類
瑞希
瑞希
類
類
瑞希
類
瑞希
瑞希
ツー、ツー、
こんな周りに迷惑ばっかりかけていいのだろうか
俺なんかが
類
瑞希
類
瑞希
類
自分のスマホを起動させ、瑞希にGUMIとがくぽを見せる
瑞希
類
類
瑞希
類
瑞希
類
類
瑞希
類
瑞希
瑞希
類
類
瑞希
類
瑞希
類
類
類
瑞希
瑞希
類
瑞希
類
瑞希
瑞希
類
瑞希
類
瑞希
類
瑞希
彰人
こんな状況に陥れば溜め息ぐらい吐きたくなるだろう
彰人
いつの間にか動けるようになっていたみたいだ。
ここはどこか分からないが、
神高に戻るしかない
冬弥
入口があれば出口があるはずとよく分からない理論で ここまで歩いてきた訳だが、やっと見つかった。良かった
彰人は案外怖がりだからな、早く探さないと…
あれ?俺は勝手に彰人にしがみついてばっかりだったんじゃ
おかしい。そんな訳…
ガタッ
早く行かないと…な
彰人
彰人
昨日、そういえば寒かったよな
けどここ、夏祭りにしか見えない
季節感バグってんのかとでも思ったが
暑い…?
彰人
冬弥
彰人
冬弥がこんな事言わない…はず…!
彰人
冬弥
冬弥
彰人
彰人
思い出した
絵名が
絵名が親父に
才能が無いと言われていたことを
あいつ、泣いてたよな
彰人
冬弥
彰人
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
冬弥
冬弥
彰人
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
冬弥
彰人
彰人
彰人
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
彰人
彰人
彰人
冬弥
冬弥
彰人
冬弥
そう言って人混みの中に消えていった
これまで俺とどんな思いで歌ってきたんだよ、アイツ
みんな俺の事見下してたのか
彰人
落ちていた缶を蹴る
そこで声を掛けられたんだ
ふらっと倒れてしまいそうで
もう意味のわからないそいつの手を掴むしか無かった
海……?
冬弥
冬弥
誰の声かも分からず振り返った
冬弥
彰人
冬弥
彰人
彰人
冬弥
彰人
彰人
彰人
冬弥
彰人
冬弥
冬弥
ジャリジャリ…
後ろの方から足音が聞こえた
類
類
冬弥
類
冬弥
瑞希
冬弥
タイトルを見ると
『UNTITLED』
冬弥
瑞希
冬弥
瑞希
瑞希
冬弥
瑞希
少しこの時暁山の顔が暗かったのに俺は何故気付かなかったのか
類
類
ここは確か5年後…のはず
厳密に言えば5年後のお盆休み…
類
類
彰人
彰人
彰人
彰人
彰人
なんだコイツ…