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その日は夏を嫌悪するには十分すぎる空だった。
私はこの夏、幼馴染の彼を裏切る
今の私の気持ちとは正反対である雲ひとつ無い晴れ晴れとした空が憎らしかった。
幼馴染の彼
そう言っている彼に私の気持ちの理解を求めても無駄であろう。
自分の存在は彼に比べればこの世に1ミリも残せていないのと同じで生まれてきたのも
ただの神の気まぐれだ。
屈託の無い煌煌とした彼の笑顔は私の喉をひと掴みし
裏切りを起こそうとしている私は罪悪感を植えつけられているように感じた。
彼との信頼と友情、そして塗りつぶしうる劣等感と
私は生涯共生し続けなければならないのだろうか。
その時私は、
「君を壊してやりたい」
と思った
そんな自分を恥じてもいたのだが,好奇心のほうが強かった。
一度でいい聖人のような彼の思考を歪めて、彼の醜い内面を
えぐり出してやるのだ
放課後、私は彼と屋上で話をしていた。
今は彼が提示した課題の話をしている
私はその間に突き落とす覚悟を決める。
課題の話が終わり彼を落とそうと覚悟が決まった時とき彼がこんなことを言った
幼馴染の彼
そう言って笑う彼の笑顔に首を絞められる。
ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん
私は苦しくなり飛び降りた。
私
しょーねん
しょーねん
しょーねん
しょーねん
しょーねん