叶side
叶
ふふーふん!
久しぶりの散歩。
今日は○○ちゃんと遊んでいた
○○ちゃんを、救う為に。
僕も息抜きでしたし、これからの策でも考えよう。
これから、どうすれば○○ちゃんを、救えるか
そんなことを思っていると、庭に小さな1人の影が
叶
○○ちゃん?
泣いてる?!なにかされたの?!
最悪、もっと早く行けば!!!
花月 ○○
怖いよぉ、
花月 ○○
本音を話すの、怖い
花月 ○○
虐めらたくないよ、
花月 ○○
助けて、誰か
叶
○○ちゃん!
思わず名前を呼んだ
花月 ○○
バッ
花月 ○○
あ、叶さん、!
涙を流しながらもこっちを向く○○ちゃん
花月 ○○
す、すいません、!
瞼をゴシゴシ擦りながら涙を止めようとする○○ちゃんに、そっと手を差し伸べた
叶
ギュッ
花月 ○○
え、
叶
謝らないで。
叶
少し、場所を移動しようか。持ち上げるよ?
○○ちゃんをお姫様抱っこする。
軽すぎ、もっと食べさせないと、
花月 ○○
ふ、うぅ、
叶
ちょっと待ってね。
花月side
叶
はい、
ソファーに優しく乗せられる。 叶さん、何から何まで、
花月 ○○
あり、がとうござ、います、
叶
(背中をさする)
叶
泣きな?、辛かったでしょ?
叶
ここは誰にも聞こえないから大丈夫。
花月 ○○
う、うぅ、
叶
サスサス
花月 ○○
(だめだ、この優しさに触れたら涙が、
叶
涙たーくさん出してね。
叶
泣いても良い。
叶
自分が悪いだなんて思わないで。
叶
今はただ、自分の感情のままにして、。
叶
僕は、受け止めるから。
叶さんの言葉が、まるで魔法のように私に染み渡る。
叶
あ、ちょっと待っててね。
少し叶さんが別の部屋に行くと、どっと不安が頭に過ぎる。
私、本当に叶さんが好きだな。
...ん?!?!
いやいや、そう意味じゃなくて、
叶さんがガチャっと、こっちの部屋に帰ってくると、タオルを持ってきてた
叶
はい。これで優しくふいてね。
花月 ○○
ありがとうございます、
叶
背中さすっとくね。
叶
サスサス
花月 ○○
( ߹ᯅ߹ )
叶さんは黙ってずーっと、私の傍で背中をさすってくれた。







