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話繋がってて嬉しい✨ 綿葉ちゃんすげぇ…! こりゃ新たな料理作らなきゃね(。・ω´・。)
聖葵君の夢の中でルンが...(笑) 聖葵くん、ドンマイ(笑) 綿葉さんすご(笑) 悠穂はゆいとるうふに食べてもらいましょうね^^←ゆい、るうふ「えっ!?」
綿葉さん、凄…(
蜩 聖葵の休日
ピピピ,ピピピ… 起床を告げる目覚ましの音が鳴る。
蜩 聖葵
ピピ!ピピ!ピピ! 目覚ましの音はテンポを上げ 主人を起こそうとする。
蜩 聖葵
蜩 聖葵
ピー!ピー!ピー! なかなか停止ボタンが押されず 目覚ましは音量を上げ鳴り響く。
蜩 聖葵
蜩 聖葵
左手で顔を覆うように掴み 頭を左右に振って、さらに意識を 起こして悪夢を振り払おうとする。
蜩 聖葵
AM9:00 特に予定を決めずに家を出た彼は 朝食を取りに近くの喫茶店に入店する。
蜩 聖葵
注文するものを決め 店員に声を掛けようとする。
蜩 聖葵
レイト
聖葵よりほんの少し早く 隣のテーブルに座っていた 少年が手を上げて店員を呼んだ。
聖葵は少年に気付き呼ぶのを止め 少年も聖葵に気付いて 申し訳なさそうに会釈をし やって来た店員に注文を告げた。
レイト
蜩 聖葵
自分と全く同じ注文に少し驚くが 「まぁこんなこともあるか」と 流して、自分のところに来た店員に 注文を告げる。
蜩 聖葵
レイト
一瞬、少年がこちらを チラリと見た気がするが 気にせずに注文をした。
AM10:20
新統合都市の図書館の蔵書数は多く 大戦前、大戦後のあらゆる ジャンルの本が収められており、 棚を探すのも良し、 司書に読みたい本を伝え 電子版を席に備え付けられたタブレットで 読むこともできる。
蜩 聖葵
司書に読みたい本を伝え 途中目についた本をいくつか手に取り 自分の席に向かう。
席に着きタブレットに 届けられていた書籍を読み始める。 辺りにはページを捲る音が聞こえる。
レイト
そんな静けさの中 1人の少年が重そうに本を 置く声が聞こえて視線をそちらに向ける。
蜩 聖葵
そこにいたのは先ほどの喫茶店で 見かけた少年だった。 喫茶店から歩いて少しの距離に 図書館があるので同じ場所に やってくること自体驚きはないのだが、 聖葵はその少年が置いた本の 背表紙を見て驚き体をピクリとさせた。
その背表紙に描かれていたタイトルは 「電柱でも理解する薬学の勧め マスタークラス」 しかも1巻から3巻。
PM12:45
蜩 聖葵
不思議な体験にリフレッシュするつもりが 変に疲れたと思い気分を変えるために 少し値は張るが二駅離れた場所にある レストランにやってきた…が。
レイト
近くのテーブルで聞こえた声の方に 視線をやるとまた先ほどの少年がいた…。
蜩 聖葵
そして少年の元へ料理が運ばれてくる。
店員
レイト
蜩 聖葵
日に同じことが3度も続き もやもやとした気分のまま昼食を取った。
そしてその後も…。
蜩 聖葵
レイト
美術館、服屋、ゲームセンター、映画館 そのどれもで2人は出会い 全く同じ物を見たり買ったりを繰り返す。
PM19:50 映画を見終わった聖葵は 堪らず出口で少年に声をかける。
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
蜩 聖葵
レイト
2人はそのままお互いに背を向けて 逆方向に歩いていく。
蜩 聖葵
レイト
その後寿司屋の前でバッタリ出会い 一緒に食事をする事になるのだが それはまた別のお話。
綿葉 雲愛の休日
私は今同僚との待ち合わせの とある喫茶店の前に居る。
綿葉 雲愛
行く約束はしていたが ガッツリ寝坊をしてしまっている。
店内に入ると約束した人と 他に見知った人が1人いた。
燕 玲奈
水無月 迅
綿葉 雲愛
水無月 迅
綿葉 雲愛
店内には店の人間と思われる人物が2人 所属は違うが上司が1人 そして、虫の息になっているのが2人 1人は知らない人だからきっと客だろう。
瑠衣代 ルン
同僚の前には直径30cmほどの 土鍋が置かれていた。 中身はラーメンだろうかグツグツと煮立ち これでもかと言うぐらいスープは赤く 山盛りの野菜と極厚のチャーシュー 花椒と唐辛子の匂いが食欲をそそる。
綿葉 雲愛
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
燕 玲奈
水無月 迅
綿葉 雲愛
グルリと店内を見渡してみると 確かにこの建物の構造は何かおかしい。 爆破解体の経験上建物の構造は 見ればある程度理解できる自信はある。 その経験から言えば確かに隠し部屋が ありそうな気もする。
綿葉 雲愛
燕 玲奈
綿葉 雲愛
まぁそう簡単には答えてくれないか。 でも正直に言えばそんな事はどうでもいい 今私の目の前には美味しそうな料理と いじりがいのある同僚が揃っている。
綿葉 雲愛
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
瑠衣代 ルン
水無月 迅
綿葉 雲愛
燕 玲奈
綿葉 雲愛
水無月 迅
綿葉 雲愛
同僚を押し退けて土鍋の前に座り スープを一口…。
痺れる辛さと鼻に抜ける花椒の香り そして、しっかりと旨味のあるスープ。
綿葉 雲愛
水無月 迅
燕 玲奈
瑠衣代 ルン
その場にいた誰もが私を見ているが 気にしないでおこう。
綿葉 雲愛
水無月 迅
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
水無月 迅
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
瑠衣代 ルン
美味しいものと楽しい時間 こうして私の休日は過ぎていった。
燕 玲奈
笹原 恵
吹雨希 悠穂