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日比野カフカ
日比野カフカ
四ノ宮キコル
市川レノ
市川レノ
日比野カフカ
第三部隊は東方師団所属
ならば視察は同じ東方師団所属の隊員が行うのが妥当だ
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
さも当然とでも言うように、水を飲みながら淡々と説明する四ノ宮キコル
日比野カフカ
市川レノ
これには秀才である市川レノもピンとこなかったようで、頭の上に疑問符が載っている
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
苦笑を浮かべた出雲ハルイチが寄ってくる
四ノ宮キコル
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ 世界的にも有名である大企業、出雲テックの御曹司
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル 防衛隊長官、四ノ宮功の娘であり、今年の新人の中ではトップの成績を保っている
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
うんうんと頷きながら聞き入る二人を見て、話を進める出雲
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
四ノ宮キコル
市川レノ
ようやく納得がいったのか、頷く市川
日比野カフカ
もしそうなら防衛隊としてどうなのか、と心配気味に尋ねる
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
日比野カフカ
単純というか、素直というか、ころりと感情を変える日比野
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
日比野カフカ
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
市川レノ
もっともな疑問だ
だが出雲は首を振る
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
日比野カフカ
日比野の顔に汗が浮かぶ
それもそのはず、怪獣8号とはこの男のことだからだ
市川レノ
そしてそれを知っている仲間は四ノ宮と市川のみ
日比野カフカ
四ノ宮キコル
ププ、と口に手を当てて笑う
日比野カフカ
市川レノ
四ノ宮キコル
市川レノ
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
日比野カフカ
日比野カフカ
日比野カフカ
出雲ハルイチ
出雲ハルイチ
ほぼ全員が関東出身のため、睦月灯について知ってるものは少ない
隊員
隊員
話を聞いていたのであろう隊員二人が話しかける
日比野カフカ
隊員
隊員
市川レノ
隊員
四ノ宮キコル
聞いたことがないのか、ピンとこないふうに聞き返す
隊員
隊員
出雲ハルイチ
隊員
隊員
笑いを堪えながら話す二人
日比野カフカ
市川レノ
隊員
隊員
隊員
保科隊長 容姿端麗で銃火器、刀共に上位を長年キープしている有名な隊長だ
同時に保科宗四郎の兄でもある
隊員
小隊長
グラウンド中心にいた小隊長が呼びかける
グラウンド中心へ駆け足で集まる隊員たち
隊員
走りながらぽつりともらす
日比野カフカ
隊員
本来、隊長・副隊長格の解放戦力は85%以上が通常
70%はかなり上位の解放戦力だが、隊長格には程遠い
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
ありえてはいけない、体調としてはあまりにも低い
隊員
小隊長
隊員
昼過ぎ、日比野たち隊員は昼飯を食べ終わり、グラウンドで思い思いに談笑していた
保科宗四郎
保科宗四郎
小隊長
午前中は睦月灯につきっきりだった保科は、どこか不機嫌に見える
保科宗四郎
いや、これは流石に違うだろう 多分
睦月灯
その睦月は、保科から少し離れたところからまじまじと新人隊員を眺めている
日比野カフカ
後ろから接近した日比野は声をかける
睦月灯
朝と変わらぬ笑みで振り向く睦月
四ノ宮キコル
市川レノ
遠回しに眺めていた二人は驚く
四ノ宮キコル
日比野が怪獣8号であることがバレた場合、防衛隊に即刻捕まり
さらには兵器化させられる可能性がある
よって隊長格への接近は危険を伴う
睦月灯
日比野カフカ
睦月灯
睦月灯
睦月灯
頬を掻きながら右手を差し出す
睦月灯
そう言って自身の手を握った日比野を見上げる
日比野カフカ
睦月灯
睦月灯
日比野カフカ
怪獣8号に関することなのかと、どきりとした心臓を必死で宥める
日比野カフカ
あははと頭を掻く
睦月灯
睦月灯
目を細めて微笑む
その笑みが先ほどから変わらない気がして、腹の中からぞくりとしたものが這い上がって気がした
睦月灯
くん、と鼻を鳴らす睦月
睦月灯
未だ握手をしたままの日比野の手を自身の鼻にちかずけ見上げる
日比野カフカ
睦月灯
睦月灯
日比野カフカ
日比野カフカ
睦月灯
少し考え込むように小さく漏らす
日比野カフカ
思わず後退りそうになる日比野
睦月灯
睦月灯
そう言って長方形の薄い、タブレットの入った容器を出す
日比野カフカ
睦月灯
睦月灯
睦月灯
睦月灯
全く悪意の感じられない笑み
日比野カフカ
これには流石の日比野もポカンと口を開ける
睦月灯
睦月灯
わあ…と色々勘違いしてそうな雰囲気で口に手を当てる睦月
日比野カフカ
日比野カフカ
睦月灯
ころりと日比野の手にタブレットが置かれる
睦月灯
睦月灯
そう言ってもう一箱、ピンク色のタブレットを取り出す
日比野カフカ
なんだか子供扱いされてる気がする…と、日比野が考えていると
市川レノ
睦月灯
睦月灯
市川が睦月に話しかける
市川レノ
日比野カフカ
睦月灯
その後、四ノ宮にコテンパンに叱られた日比野カフカであった
睦月灯
睦月灯
睦月灯
睦月灯が第三部隊新人隊員を塀の上から見下ろし、手を叩き応援をしている
日比野カフカ
日比野が悲鳴のような声を上げる
毎日隊員の行なっている外周周り
第三部隊は東京所属のためその分敷地も広く、それに比例して外周もかなり広い
おおよそ1キロ分
様子からしてすでに10周は走っているため、この時点で15キロ走ることを命じられている
__何故こんなことになったのか__
すでに疲労の限界を伝え始めている酸欠気味の脳で、日比野は思い返していた
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