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深澤 side

深澤

…やっぱ好きだわ……

そう言いながら、屋上への階段で俯き 呟く。

ここだとあいつらが来ると思い、教室に戻る。

授業が始まっているが 構わず後ろの扉から入る。

そして、窓際で1番後ろの席に座る。

いつも俺の席はここだ。 1番後ろだと先生が見やすいという 理由でだ。

モブ担任2

深澤さん。授業に遅刻していますよ。

深澤

あー、はい。

深澤

さーせーん。

深澤

窓の外を見ると、校庭には桜が散っているのが見える。

桜を見るとあの時を思い出す。

1年前、俺の1個下

そう、今の2年の入学式

俺は恋をした。

モブ担任2

明日はお前らの後輩の入学式だ。

モブ担任2

全員参加だからな。

モブ担任2

それと、遅刻するなよ。

深澤

はぁ。

くそだる。

なんで俺達が入学式 参加しなきゃいけないんだよ。

モブ担任2

よし、じゃあHRを終わる。

モブ担任2

お前ら早く帰れよー。

宮舘

ふっか。

深澤

あ、舘さん。

宮舘

一緒に帰ろーよ。

深澤

おっけー。

深澤

あ、佐久間も呼んどく?

宮舘

あいつもう帰ったよ(笑)

深澤

まじか(笑)

流石、オタク(笑)

深澤

んじゃ、帰ろー。

深澤

あれやばかったよね(笑)

宮舘

んね、やばかった(笑)

宮舘

そういえば、明日入学式だけど

宮舘

行く?

深澤

しょーじき、めっちゃだるい(笑)

宮舘

まぁ、サボっても大丈夫っしょ

深澤

んね

いつの間にか家についた

深澤

あ、

深澤

んじゃ、ここでばいばーい。

宮舘

深澤

気をつけて帰れよ〜(笑)

宮舘

舐めすぎ(笑)

深澤

ただいまー。

色々済ませ、スマホの時間を見ると23:11

深澤

寝るかー…

深澤

まぁ、一応?

深澤

アラームかけとこ。

深澤

やっべ…

深澤

遅刻した…

俺は寝て、すっかり 入学式だったことを忘れていた

深澤

急がねぇと…!

深澤

っし…!!!

深澤

間に合った…!

正門の前に着いた途端 思い出す。

深澤

うわ…

深澤

入学式じゃん…

深澤

来る意味なかった…

深澤

もういいや

深澤

家帰って二度寝しよーっと。

そして、来た道を帰ろうと、 後ろを振り返って歩き出した。

駅に着くと、 駆け足で俺の横をすれ違う瞬間 そいつの顔を見ると

スローモーションになった。

鋭い目つきだが、どこがあどけない 綺麗な顔立ち

肌が白く消えてしまいそうなほど 儚い

深澤

ッ…

心臓が飛び出てしまうほど 鼓動が高まる。

そんな事も、あいつは知らないまま 行ってしまう。

深澤

棒立ちで居ると、通知音が鳴る。

深澤

誰だよ…。

めんどくさいなと思いつつも画面を見ると宮舘からだった。

宮舘

(ふっかこのあと暇でしょ?)

深澤

(おい!決めつけんな!わら)

宮舘

(佐久間とカラオケ行こうよ)

深澤

(おっけー)

深澤

…一旦家帰るか……

深澤

深澤

また会えるかな…

また、あいつと会えることを信じて

駅の方へ歩き出す。

あの時、俺はあいつの顔だけを見ていた。 だから、 同じ学校ってことを気づけていなかった

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