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深澤 side
深澤
そう言いながら、屋上への階段で俯き 呟く。
ここだとあいつらが来ると思い、教室に戻る。
授業が始まっているが 構わず後ろの扉から入る。
そして、窓際で1番後ろの席に座る。
いつも俺の席はここだ。 1番後ろだと先生が見やすいという 理由でだ。
モブ担任2
深澤
深澤
深澤
窓の外を見ると、校庭には桜が散っているのが見える。
桜を見るとあの時を思い出す。
1年前、俺の1個下
そう、今の2年の入学式
俺は恋をした。
モブ担任2
モブ担任2
モブ担任2
深澤
くそだる。
なんで俺達が入学式 参加しなきゃいけないんだよ。
モブ担任2
モブ担任2
宮舘
深澤
宮舘
深澤
深澤
宮舘
深澤
流石、オタク(笑)
深澤
深澤
宮舘
宮舘
宮舘
深澤
宮舘
深澤
いつの間にか家についた
深澤
深澤
宮舘
深澤
宮舘
深澤
色々済ませ、スマホの時間を見ると23:11
深澤
深澤
深澤
深澤
深澤
俺は寝て、すっかり 入学式だったことを忘れていた
深澤
深澤
深澤
正門の前に着いた途端 思い出す。
深澤
深澤
深澤
深澤
深澤
そして、来た道を帰ろうと、 後ろを振り返って歩き出した。
駅に着くと、 駆け足で俺の横をすれ違う瞬間 そいつの顔を見ると
スローモーションになった。
鋭い目つきだが、どこがあどけない 綺麗な顔立ち
肌が白く消えてしまいそうなほど 儚い
深澤
心臓が飛び出てしまうほど 鼓動が高まる。
そんな事も、あいつは知らないまま 行ってしまう。
深澤
棒立ちで居ると、通知音が鳴る。
深澤
めんどくさいなと思いつつも画面を見ると宮舘からだった。
宮舘
深澤
宮舘
深澤
深澤
深澤
深澤
また、あいつと会えることを信じて
駅の方へ歩き出す。
あの時、俺はあいつの顔だけを見ていた。 だから、 同じ学校ってことを気づけていなかった