/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ー四年前ー
母
なんで歌なんかしてるの！！！！
父
仕事にまっとうしろ！！！！
if
すみません……
なんで謝ってるんだろ…
if
はぁ…
if
実家なんか帰ってくるんじゃなかった…
ﾋﾟﾛﾝ
if
！！…悠佑……
ー『次いつ会える？』ー
if
！！
if
今実家だから当分無理っと……
ー『じゃあその日まで俺生きてるわ！！』ー
ー『ちなみに俺も〜』ー
if
悠佑は…w
母
ちょっと！！
母
そんなスマホみちゃだめよ！！！！！
if
あっ……
母
誰よ…悠佑って……
if
ちょっとやめろよ！！！
if
返せよ！！！！
母
ｯ…この人も歌してるの！！！？
ifの母は『近づかないで』そううってつけ悠佑の元へ送った
if
！！
if
何してんだよこのクソババァ！！！！
母
親に向かって何よその態度は！！
if
〜ｯ…
ifは手からスマホを奪い取って家を飛び出した
if
はぁ…はぁ…
悠佑
…if………
if
あっっ……悠佑……なんで…
悠佑
俺も実家に帰っててん
悠佑
メッセージみらんかった？
if
ぁ…
悠佑
if……あのメッセージってさ…
if
違っ！！
if
悠佑！！そのっ！
悠佑
ﾆｺ
悠佑はifに抱きついた
if
ぇ…？
悠佑
お前の親やろ？
if
な、なんで……
悠佑
見ればわかるし、外まで聞こえてたで
if
嘘…
悠佑
ほんとぉ
悠佑
お前が飛び出してくる前からドアの前におったで
悠佑
でかい声がしたから気になってな…
悠佑
そしたら走ってifがでてきたから追いかけてきたんやで？
if
ぁ……その……
悠佑はifの片方の手を両方でギュッと掴んだ
ifに比べると悠佑の手は小さく少しだけ赤く染まっていた
悠佑
趣味と仕事はちゃうやん？
悠佑
人生の中でやりたいこととやらないといけないこと…
悠佑
それは別々やの！！！
if
ｯ！！
悠佑
ifが好きなように生きればいい
悠佑
歌の事はこれから秘密にしようや？
if
でも……
if
怒られる……
悠佑
怒られるってやめたら
悠佑
根性がないみたいやんか？
if
…
悠佑
ifはあるやん？
悠佑
やからここまで来たんやろ
悠佑
怒られるっていっても、そんときはそんとき！
悠佑
人生は辛いことが9割。
悠佑
やから、ifの前にもその１割が見えるときが来るんよ？
悠佑
ほら……やって…ないこ？ってやつにも誘われとんやろ？
if
うん…
if
俺もさ、悠佑の味方やからね？
if
ありがとな
悠佑
……近いうちに別の奴んとこに行くくせに…(((ﾎﾞｿｯ
if
…え？
悠佑
なんもないわ、あほ
if
アハハ
if
でも目の前にその１割があるわ
悠佑
！！
悠佑
……お互い様…やな
その1割が
死神になって
俺の目の前からいなくなって
if
どうすんだよ…
りうら
まろ？
りうら
本当に大丈夫？
if
あ、うん…ごめんな…
if
……
if
あれ…なんで屋上に…
悠佑
まろ
if
アニキ…？
if
アニキだ！！アニキ！アニキ！
アニキは死んだはずなのに
死神なったのに
どうして俺の目の前に現れるの？
悠佑
一緒に行こうよ
ないこ
まろ
if
…ないこ？
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
