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MIO🐰🍓@フォロバ絶対
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わんこ🐶🐾
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コメント
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読み終えました!「疑問文は命令文」って冒頭の一文がもう効いてるよね……でも一番好きなのは「怪談が嫌いだから七不思議を潰す」っていうみか子さんの発想。願い事を叶えてもらうために呼び出すのがセオリーなのに、真逆の目的で来る主人公、めちゃくちゃ新鮮で面白い。花子さんの「俺も一緒にやっていい?」で一気にバディものの雰囲気になったのも良かった。続き、気になるなあ。
怪談、聞いてくれる?
その文は疑問文という形を取っているが、わたしには命令文としてしか受け取れなかった。
それは深夜三時の学校に一人きりで行った場合のみに現れる。
旧校舎の三階の女子トイレの三番目。
そのトイレの扉を三回ノックして、「花子さん、いらっしゃいますか」と尋ねる。
するとドアの向こう側から「はい」と女子児童の声が聞こえる。
扉を開けると、赤い吊りスカートを履いたオカッパの女の子が出てきて、トイレに引きずり込まれる。
引きずり込まれたら最後、二度と元の世界には帰ってこれないそうだ…
男
みか子
誰でも知っている「トイレの花子さん」の話だった。小学生の頃に怪談好きな女の子の友達から何度も聞かされていたから聞き飽きているし、オリジナル要素のある花子さんではなく一番定番の花子さんだったので全く怖くもなかったので、感想を求められても困る。
みか子
適当に言葉を紡いで返す。
男
この男は語尾を伸ばして喋る癖があるようだ。ひょうきんな声も相まって少しイラつかされる。
男
一理あるかもしれない。 「人間が一番怖い」と言っている人間が幽霊との怖さを比べているとは限らない。 そもそも幽霊の存在を認めていないから言えるのかもしれない。
みか子
男
男
男は唇の端を少し上げる。
花子さん
この男…自称花子さんは腹を抱えてげらげら笑う。幽霊のツボは人間にはイマイチ刺さらない。
そう、この男が花子さんだ。 赤い吊りスカートは履いていないし、オカッパ頭でもないし、どう見ても小学生女児ではなさそうだし、なにより男だが、先程話していた方法で呼び出したら出てきたから、きっと花子さんだ。
怪異が自分の怪談について話していると怖さが減少することがわかった。
男
みか子
男
わたしは1拍も置かずに即答した。
そう、理由は一つ。怪談が嫌いだから。
花子さん
この学校では、花子さんは願いを叶えてくれる怪異だと噂になっている。願い事の代償は己の魂。いかにも七不思議らしい。
みか子
こういう条件で願い事をする輩って正直、馬鹿だと思う。 命を懸けないと叶わない願いなんて、叶わない方がいいと思う。
花子さん
みか子
わたしがそう言うと花子さんは苦虫を噛み潰したような顔をした。
花子さん
みか子
「馬鹿」なんて初めて言われた。 わたしは成績は学年でトップを争う程だし、中学二年生にして漢検二級と英検二級を所持している。 それなのに「馬鹿」はないだろう。
何が面白いのか、馬鹿と言われて不機嫌なわたしを見て、花子さんはまたゲラゲラと笑っていた。
花子さん
みか子
思わず「お願いします」と言ってしまうところだった。正直、めちゃくちゃ助かる。 わたしは怪談が嫌いなだけで怪異に対抗できる技を持っているわけではない。
かといって怪異に怪異を倒すようにお願いするのはどうなのだろうか。内紛的なことにならないのだろうか。
花子さん
みか子
花子さん
花子さんはそう呟いた後、気持ち悪…じゃなくて、不気味な笑みを見せた。
花子さん
七不思議殺しを一緒にやることになったらしい。
やっぱり、この人の疑問文は命令文のようだ。