さく
さく
さく
俺らは元々''そういう,,家庭だった。
幼い頃から殺し方の基礎や毒の耐性。
一日で大怪我を負うことなんて日常茶飯事にあった。
後に跡取りとして産まれた俺と そのボディーガードとして 産まれた1歳違いの弟の桃くん。
兄弟姉妹がいれば片方は必ず死ぬ。
それでも俺達は共に ここまで歩んできた。
紫
当時1....歳。 (正式な年齢は不詳)
俺は部屋でベッドに横たわっていた。
紫
耐性訓練での薬がまだ残っているのか気分は最悪だった。
......外が騒がしい。
耳を澄まさなくてもわかるほど、 外がうるさかった。
ガンガンと頭に音が響く。
桃
紫
桃くんが勢いよく襖を開けると 俺の腕を引っ張り走っていく。
紫
桃
俺よりも力強い手に俺は躓きながらも桃くんの後をついて行った。
桃
紫
屋敷からだいぶ離れたところで 俺らは身を隠すように座り込んだ。
お互い息が荒く汗も酷い。
紫
桃
紫
よく見ると桃くんの服はボロボロで 返り血を浴びていた。
足も傷だらけでボロボロだ。
紫
桃
紫
数年前に お互い約束したことがあった。
『お互い絶対に生きよう』
『何があっても、ずっと一緒だ』って
紫
桃
紫
桃
桃くんはちょっと恥ずかしそうに 渋々俺の背中に乗った。
紫
銃の音がここからでも聞こえる。
あの屋敷に戻ったとして、 生きているか死んでいるかも 分からない。
それに.... 敵がまだいるかもしれない... それなら、
紫
桃
紫
紫
紫
桃
桃
紫
~現在~
紫
紫
橙
紫
桃
紫
桃
橙
紫
紫
橙
橙
桃
橙
桃
紫
紫
紫
紫
紫くん編_終了。
コメント
12件
桃くんの兄さん呼び好きだなぁ…、、、 過去は辛いけど、今が幸せそうで私はとっても嬉しいよぉ(´;ω;`) 2人して生きられてほんと良かったぁ、、、お話聞いてた橙くんが可愛かったのと、 そんな事ないって言った時本当は少し照れてたとかだったらめちゃくちゃ可愛いですね()
兄弟だったんだ… 兄弟揃ってイケメンとか最高かよ((
紫桃って兄弟やったんや…! 似てるとこあるもんなぁ…