花よ乙女よ彩やかに散れ

✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

(｡-ω-｡)----------ｷﾘﾄﾘ線----------(｡-ω-｡)

全員があい、公園にて

ここで終わればよかった。調子に乗らなければよかったんだよ。 だから…

その時、私は見てはいけないものを見てしまいました。

あおいがバックから包丁を取りだしたのです。

良く考えれば、向葵は少しメンヘラ？ヤンデレ？みたいな所があったんです。

そもそも、リハではテンションも低く、やる気もなかったのに…

沙紅羅は、不気味な笑い方をして縄と包丁を取り出しました。

さくらは琉希を縄で縛り向葵とさくらのふたりで琉希を滅多刺しにしました。

2人は…壊れてしまっていたのでした。

彩やかに血が飛び、私の恋愛も友情も散っていきました。

私は、琉希とご飯を食べたあと、草のたくさん生えたところでお花を積みました。

花屋で花束を渡してもらいました。

花かんむりを作ってもらいました。

私は希望がある。

私は特別だと思っていたんです。

心から彼をあいしてたんです。

何が…いけなかったの？

結局、琉希は死にました。

向葵と沙紅羅は少年院に入りました。

私は止められなかった。

今日は…酷く疲れたな…

ううん…ずっと前から…

3股がわかった時から疲れを感じてた…

その時、ふと、頭に過ぎった。

庭には大きな木があった。

枝は太く、私にはちょうど良かった。

遺書も書いた。

疲れたから死ぬね！(*´▽｀*) 疲れたら死ぬんでしょ？ だから死ぬ事にした！(ง ˙⍢˙) じゃあね〜´ ³`)ﾉ ～♡

ゆうやが私を抱きあげ、縄から首を外す。

気付いてたよ。私はおかしい。狂ってる。間違ってる。

でも…！

辛かったんだ

彼の言葉はシンプルに、確実を私の心に響く。

何故かそう言ってしまった。

ゆうやは私の友達。

たった一人の男友達。

両親は妹の方が好きで、私のことは愛してなかった。

友達も簡単に裏切った。

彼氏も…みんなみんなみんな

私を愛してはくれなかった…

辛いけど、私はこれからも生きていける。

ううん。

生きていくんだ！