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初恋は蜂蜜色でした。

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初恋は蜂蜜色でした。

1 - 初恋は蜂蜜色でした。

♥

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2019年09月22日

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君との初恋は

甘くてとろけそうな恋。

初恋は、蜂蜜色でした。

朱音 千陽

…今日は図書館の本整理。

朱音 千陽

急いで図書館に行かなくちゃ…!

朱音 千尋(アカネ チヒロ)高校1年生。

図書委員会の仕事で毎日ドタバタです。

朱音 千陽

図書館〜図書館〜

私は急ぎ足で図書館へと向かう。

理科室を左を曲がって階段を降りて、そのまま右へ曲がる。

その恥に、沢山本が山積みにされている図書館がある。

朱音 千陽

図書館ついたー

朱音 千陽

これかぁ…山積みの本。

朱音 千陽

ええ〜こんな莫大な量を?昼休み中に出来るかなぁ…。

朱音 千陽

うんしょ。

朱音 千陽

ってうわ!?おっも!

軽く2倍超えるほど積み重ねた本は重かった。

多分、出来なければ放課後居残りでやられることだろう。

ざっと100冊以上ありそうだから、昼休み中に終わるわけない。

朱音 千陽

うわぁ…当番制でなんで私がこの日に当たるのかなぁ…。

朱音 千陽

あ、701ってここのコーナーだ。

朱音 千陽

んっしょ…ん…届かない……。

朱音 千陽

脚立……脚立ってないよねぇ……

朱音 千陽

んん……ん〜。

こんな時、身長153しかない私を恨む。

基本的並ぶ時は一番前だし、成長期は小学生の時に来ちゃってコレッポチに身長が増えない。

朱音 千陽

……っしょ、おいしょ。

朱音 千陽

あ……これ届かないやつだ…うええ、どーしよ……

フワッ

朱音 千陽

突然、私が掴んでいた本が本棚に埋められていた。

誰がが、本棚に戻してくれたのだ。

朱音 千陽

え!?

朱音 千陽

朱音 千陽

!!

思わず息を飲んだ。

特徴的な蜂蜜のような髪色に、170ぐらいありそうな身長。

ビー玉を瞳の中に閉じ込めたような目。

朱音 千陽

(ってか、さっき近くなかった!?)

???

………届いた。

朱音 千陽

へ!?あ!?

朱音 千陽

あ、ありがとうございます!届かなかったもので…。

???

ふ〜ん、まあ届いたらよかった。

朱音 千陽

(うーん、先輩かなぁ?)

???

てかなにその本の量。

朱音 千陽

え!?あ、あの…図書委員の仕事で本を整えなきゃいけなくて。

朱音 千陽

後ろにも沢山あって。

???

………ふ〜ん。

男の子は自分がいた席に戻っていった。

無視ですか。せめて手伝って欲しかったな。と、心の中で思った。

???

俺暇だし、手伝おっか?

朱音 千陽

………え、いいです!平気です!

???

いいって、お前みたいなチビがやってもトロトロするだけだし。

朱音 千陽

チ、チビ!?

え、結構かなり傷ついたんですが!

背がちっちゃいことはコンプレックスなのに〜…。

朱音 千陽

し、失礼な!チビですけど!

???

……はっ、なんだよ自覚してんじゃんw。

???

いやいーよ。手伝う。暇だし。

朱音 千陽

え、あ、え。

???

はい、決定。

朱音 千陽

〜〜〜…!?

朱音 千陽

(ご、強引すぎるでしょ…!?)

朱音 千陽

………でも………。

あんな特盛な量の本を整えるのは1人より2人の方がいいよね。

朱音 千陽

………ありがとうございます。

静かに黙々と、ただひたすらに本を整える。

朱音 千陽

(横顔…かっこいいな……)

そして、昼休みまでに本を整えることができた。

朱音 千陽

ありがとうございました。お陰で早く終わりました!

???

ん。よかったな。

朱音 千陽

ええっと…あ、お礼とか……。

???

ん、いらん。平気。

朱音 千陽

あ、え、いいんですか?

???

おう。俺がやりたかったし。

朱音 千陽

(………え………。)

???

じゃあな、図書委員会頑張れよ。

朱音 千陽

え、あ…!

ガラッ

朱音 千陽

(あっとゆう間に帰っちゃった…)

朱音 千陽

(また今度あったら、挨拶しようかな)

思わぬ出来事が発生。

なんとクラスメイトでお隣さんだったとは。

朱音 千陽

………あれ!?

???

………あ?

朱音 千陽

き、昨日の……。

???

やっぱお前か…。

???

………朱音だったよな。

朱音 千陽

え。う、うん!朱音千陽です。

???

ふ〜ん。

???

俺、朝比奈陽。

朱音 千陽

あ、朝比奈くん…。

朝比奈 陽

……ん。

朱音 千陽

昨日はありがとう。

朝比奈 陽

……いーえ。

朱音 千陽

(ん〜、クールなのかぶっきらぼうなのか…)

朱音 千陽

(性格意味わからん…)

朱音 千陽

……………あ!?

朝比奈 陽

なんだよ。

朱音 千陽

最悪……数学の教科書忘れたぁああ…

朱音 千陽

当てられるかもしれないのに…ど〜しよ…。

朝比奈 陽

………。

数学の授業

先生

じゃあ個々の問題を…

先生

朱音!答えろ。

朱音 千陽

あ、は、はい!

朱音 千陽

えっと…

このままわかりませんというのは恥をかくだけだ。

でもどうしよう…教科書ないから全然わからないよ…!

朝比奈 陽

…………3X-1((ボソ

朱音 千陽

………え。

朝比奈 陽

答え。3X-1だ。((ボソ

朱音 千陽

……あ。

朱音 千陽

えと、3X-1……です。

先生

正解。じゃあ次…。

朱音 千陽

あ、ありがとう。

朝比奈 陽

…………い〜え。

朱音 千陽

………(また助けられちゃった)

♡300で続き書きます!

初恋は蜂蜜色でした。

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コメント

2

ユーザー

ありがとうございます😊 ただ今制作中です٩(。•ω•。)و

ユーザー

早く続き書いてよー♥

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