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昔の頃の記憶です
美和のお母さん
こらー美和もう泣かないの
美和のお母さん
引っ越したのはお父さんのせいじゃないし拗ねないの
美和
だ、だって
美和
急だったし、友達と遊ぶ約束だってしてたもん
美和のお母さん
仕方ないでしょ
新しい家に着いた
美和のお母さん
ほら美和
美和のお母さん
いい家でしょ？
美和
わーすごーい
美和のお母さん
でしょ？
美和のお母さん
そうだ美和お隣さんに挨拶しに行こ！
美和
うん
お隣さんの家
ピンポーン
楓のお母さん
はーい
美和のお母さん
あっ、初めまして
美和のお母さん
今日隣に引っ越してきたものなんですが
楓のお母さん
あらそうでしたか
楓のお母さん
あらお子さん？
美和のお母さん
はいそうです。美和って言います
楓のお母さん
なら、楓？
楓
なに？
楓のお母さん
お隣さんですって
楓のお母さん
そうだ楓そこの女の子美和ちゃんって言うんだけど
楓のお母さん
今日来たばっかりだから、家の近く案内してあげて
楓
分かった
案内中
公園
美和
えっと、私美和って言いますあなたは？
楓
俺は楓
美和
そうなんだ！えっとこれからよろしくね！
ﾄﾞｷｯ
楓
うん////
帰ってきた
楓のお母さん
どうだったちゃんと教えた？
美和
はい！教えてくれました
美和
あと明日一緒に学校に行くんです！
楓のお母さん
そうなの
美和のお母さん
じゃあ今日はもうバイバイして
美和
うん
美和
バイバイ
楓
バイバイ
次の日
教室で
美和
楓くんってモテモテなんだね！
楓
そ、そんなことないよ////あと楓って呼んでいいよ
美和
うん！分かった
桜
ねぇ美和さん
美和
はい？
桜
あのえっとあんまり楓くんに近寄らない方がいいよ
美和
えっとなんで？
桜
そのねうちのクラスで楓くんモテモテなの
桜
それでもしかしたら女子達に虐められるかもしれないから
桜
私も席が隣になった時普通に喋ってただけなのに脅されて
美和
そうなんだ
美和
あっ、もしかして桜ちゃん楓のこと好きなの？
桜
えっ、違うよ違う私好きな人他にいるし
美和
そうなんだ
女子達
ねぇ美和さん
女子達
ちょっと来てくれない
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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