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“アオ”が似合う君

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“アオ”が似合う君

22 - 第22話 変わりたいから

♥

232

2022年09月10日

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莉羽

こんにちは!

莉羽

莉羽です!

莉羽

先日投稿したお知らせの方は、見ていただけましたでしょうか

莉羽

この連載に限らず、これからも私の話を見たいと思ってくださる方がいらっしゃるなら

莉羽

是非一度目を通していただけると嬉しいです

莉羽

それでは!

莉羽

大変お待たせいたしました😭

莉羽

“アオ”が似合う君

莉羽

第22話 変わりたいから

莉羽

本編へどうぞ!

これはnmmnです ご本人様とは関係ありません

 苦手な方は見ないでください

さとみ

転......勤....

その言葉を聞いて

目の前が真っ暗になったような気がした

さとみ

なんで、なんでだよっ!

さとみ

ここで卒業できるって言ったよな?!

さとみ

なのになんでっ....!

深山悟

っ.....ごめん..っ....

深山悟

実は急に同僚が退職することになって、俺がその代わりに......

父は俺の問いかけ通りに、転勤が決まった理由を話し始めた

さとみ

(そんな理由なんて、どうだって良いんだよ....)

さとみ

(俺が聞きたいのはそんなことじゃない)

さとみ

(どうして.....)

さとみ

(どうしていつもこうなるんだよ...っ....)

いつも急だった

運動会の直前に転勤

修学旅行の直前にまた転勤

友達と遠出して遊びに行く予定の日にまた転勤

タイミングは最悪だった

だから、青春を諦めた

人間関係を捨てた

期待することをやめた

でも君と出会って

久しぶりに、ここにいたいと思った

そんな中父が「ここで卒業できる」と言ったから

君を選んだ

それに、もう少しで君を救えるのに

なのに.....

さとみ

(なんでいつも....こうなるんだよっ....)

深山悟

....それで引越しの日なんだけど

悔しさで俯く俺をよそに、父は言葉を続ける

そして、そのまま俺をさらに絶望のどん底に突き落とした

深山悟

今回も本当に急になるんだが...

深山悟

来週の金曜の夕方ごろに、家を出ることになった

さとみ

.......え

深山悟

...また急になってしまって、本当にごめん

言葉が出なかった

だってその日は

君との約束の日だから

ふざけんなって、ぶっ飛ばしてやりたかった

でも

俺に向かって深々と頭を下げる父を見ていたら

何も言えず、ただ呆然とすることしか出来なかった

さとみ

はぁ....

逃げるように部屋に上がって、深くため息をついた

さとみ

あと少し...あと少しなのに....

さとみ

なんでだよっ.......

さとみ

なんでいつも上手くいかないんだ....

なんとしてでも君を助け出したい

でもこのままじゃ君を助けに行くことすらできないかもしれない

それに、仮に助けられたとしても 転勤してしまったら君を守れない

さとみ

いっそころんも一緒に着いてきてもらうか...?

さとみ

いや、そんな簡単にできることじゃないよな....

さとみ

あ゛ぁ゛ぁ゛もうどうすりゃいいんだよっ!!

そう叫んで頭を抱えても、いい案は一つも思いつかない

さとみ

転勤さえなければ....全部上手くいくはずなのに....

さとみ

転勤さえ....なければ....

さとみ

....ん?

さとみ

そうだ、これならきっと....!

さとみ

父さん

深山悟

....どした?

リビングに降りると、父は早速軽く荷造りを始めていた

そんな父に真っ直ぐ向き直って、言った

さとみ

大事な話がある

変わりたい

君はそう言った

だから俺も、一歩踏み出すよ

君のために

そして

自分を変えるために

さとみ

父さん

さとみ

俺__________

“アオ”が似合う君

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フォローと連載ブクマ失礼します!

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