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~猫船宅~ リビング

猫船

ふぅっ、

猫船

(疲れた。)

闇桜

掃除
ありがとうね♪

土日は基本、 事務所は休みであり、

3人は物置部屋を 片付けていた。

夜桜

もうすぐ昼か。

猫船

本当だ。

猫船

あっ、

猫船

(今日は
おばあちゃんに
会いに行く日だ!)

猫船

(行かないと。)

夜桜

どうした?

猫船

今日、
おばあちゃんに
会いに行く日。

猫船

だから、
行ってくる。

夜桜

一人で大丈夫か?

猫船

大丈夫だよ。

夜桜

……。

闇桜

じゃあ、
私も一緒に
いいかしら?

闇桜

桜のおばあちゃんに
挨拶しないと、

猫船

うん!

第14話

『墓参り』

~墓場~

猫船

おばあちゃん、
こんにちは!

猫船

会いに来たよ。

闇桜

こんにちは。

二人はバケツの水を 桶で救い、墓を綺麗に洗う。

洗い終わると、 花を飾り線香に火をつけた。

そして、 線香の火を消し立てると、 二人は両手を合わせた。

猫船

(おばあちゃん、
天国で元気にしてる?)

猫船

(お母さん達も元気?)

猫船

(私は今日も元気だよ。)

猫船

(昨日ね、私の家に
闇桜が一緒に
住むことになったんだ。)

猫船

(だから
家は賑やかにだよ。)

猫船

(見に来れたら
見に来てね。)

闇桜

終わった?

猫船

終わったよ。

闇桜

じゃあ、
帰ろっか。

猫船

うん。

猫船

あれ?

ふと見た先に 知ってる人物の横顔が 視界に入る。

青影

……。

猫船

(青影君だ。)

闇桜

どうしたの?

猫船

あれって
青影君だよね?

闇桜

ん?

闇桜

あら、
そうね。

猫船

青影君~!

猫船は元気な声で 青影を呼ぶ。

すると、 青影が猫船達の方に向いた。

猫船

(気づいた。)

二人は青影のところに 駆け寄る。

猫船

青影君、
こんにちは!

闇桜

やっほ~♪

青影

こんにちは。

青影

お墓参りですか?

猫船

うん。

猫船

おばあちゃんに
会いに来たんだ。

青影

そうですか。

闇桜

これって
青影のお母さんの墓?

青影

はい。

青影

俺が
14才のときに
亡くなりまして…

青影の前にある墓には 「青影 清子」と 書かれていた。

二人は墓の方に向き、 数秒間黙祷した。

猫船

(青影君のお母さん、
こんにちは。)

猫船

(職場仲間の
猫船桜です。)

闇桜

どうして亡くなったの?

青影

魔法を使ったのが
原因です。

青影

母親は、
元々身体が弱くて

青影

医者から
魔法を使う事を
禁止されてたんですが、

猫船

そっか…

猫船

お母さんは
どんな人だった?

青影

母親は
落ち着いていて

青影

前向きで
優しい人でした。

猫船

良いお母さん
だったのね。

青影

はい。

猫船

お父さんは?

青影

…知りません。

青影

おそらく生きてる
と思いますが、

青影

今は、どこで
何をしているか
分かりません。

猫船

…そっか。

猫船

お父さん、
見つかるといいわね。

青影

……。

パキッ

猫船

ん?

猫船

(何の音??)

音の方に視線をむけると、

青影の母親の墓が 凍り始めている。

猫船

(凍り始めた。)

猫船

(青影君の表情も
ちょっと怖い。)

猫船

…青君、
お母さんの墓
凍ってるよ。

青影

……。

猫船

青影君〜!

パキパキッ!

猫船

(気づかない)

トントンッ

青影

ッ!

闇桜が青影の肩を 優しく叩いた。

闇桜

お母さん、
寒そうよ?

青影

え、

青影は 墓の方に視線を向けた。

青影

…あっ、
しまった。

青影は凍った墓に 手を当てた。

すると、 凍った部分が水に 変わっていく。

猫船

(戻った。)

闇桜

お父さんの事、
嫌いなの?

青影

…はい。

青影

昔は良い
父親でしたけど、

青影

俺が9才の時、
宗教みたいなのに
のめり込んで、

青影

変わってしまって…

青影

それから
父親の事が
嫌いなんです。

猫船

そうなんだ。

青影

そろそろ帰ります。

青影

また墓を凍らせて
しまうので、

猫船

う、うん。

闇桜

また月曜日ね。

青影

はい。

猫船

(なんで墓が
凍ったんだろう?)

闇桜

感情が魔法に
出ちゃうみたいね。

猫船

竜宮先生みたいに?

闇桜

えぇ、

猫船

(青影君、
お父さんに怒ってる
感じだった。)

闇桜

それだけ
悲しいのよ。

猫船

ん??

猫船

(悲しい?)

闇桜

例えば、
桜のお菓子が
私に食べられたら
どう思う?

猫船

悲しい。

闇桜

桜は私に怒る?

猫船

うーん…

猫船

怒らないかな。

猫船

(ショックで
怒れないかも…)

闇桜

夜桜は
食べもの関係で
凄い怒るでしょ?

猫船

うん。

闇桜

あれは食べられて
悲しいって思うからよ。

闇桜

それがさっきの
青影君も同様。

闇桜

悲しみは
人によって
怒りや憎しみに
変わってしまう。

猫船

なるほど。

猫船

じゃあ、
どうしたら
悲しみが晴れるの?

闇桜

それは
その人次第ね。

猫船

…そっか。

猫船

(何かできる
ことないかな?)

闇桜

今のところは
無いわね。

闇桜

ただ間違った方向に
行かないように
見守るしかないわ。

闇桜

それより、
私達も帰ろうか。

闇桜

家で夜桜が
待ってるし、

猫船

うん。

猫船

ただいま!

闇桜

ただいま♪

夜桜

おかえり。

猫船

ん?

猫船

(美味しそうな匂い。)

机には三人分の オムライスが乗っていた。

猫船

わぁっ、
オムライスだ!

闇桜

美味しそう〜♪

夜桜

先に手洗いうがいしろよ。

猫船

は~い!

闇桜

何も起きなかったわ。

夜桜

そうか。

猫船

闇桜も手洗い
うがいだよ!

闇桜

はいはい♪

闇桜は猫船に 引っ張られながら 台所にむかった。

夜猫依頼事務所~厄災の魔女~

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