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5件
本当最高過ぎますッッ!!!ショック受けた日帝可愛すぎるww(続き楽しみッ
サカナ
サカナ
サカナ
サカナ
日帝
3日ほど前、イタ王から持っているようにと言われた帽子
意外にも、近くで見たのは初めてだった
日帝
なぜこの帽子を持たされたのかはわからないが、何か意味があったのだろう
prrrrrr
日帝
考えあぐねていると、突如携帯が鳴った
日帝
通話相手は、私の人間の友人だ
彼は同じ戦を生き残った部隊の隊員で、終戦後も交流がある人間の1人だ
N郎
会わないうちに随分老いてしまったようで、若い時の威勢の良さは感じられなかった
日帝
日帝
N郎
日帝
日帝
N郎
N郎
日帝
N郎
友との会話は、やはり楽しい
こうして言い合えるのも、現世では彼のような者だけだろう
日帝
日帝
N郎
N郎
日帝
日帝
N郎
日帝
彼は父親から大きめの山を遺産相続されており、いざという時のために残しているそうだ
N郎
N郎
N郎
日帝
日帝
N郎
N郎
日帝
N郎
日帝
N郎
N郎
日帝
日帝
N郎
プツッ
日帝
日帝
私は残りの家事を終わらせて、この前のキャンプ(仮)で準備していたものを引っ張り出した
日帝
日本
日帝
日帝
日本
日本
にゃぽん
日本
にゃぽん
今日は刺身だ
昼頃に知人から釣れた魚をもらい、それを捌いてみた
結構上手くできたと思う
にゃぽん
日帝
日帝
日本
日帝
日帝
にゃぽん
にゃぽん
日本
日本
それはそれで心配だが、変に言ってもしつこいだけだろうと思い、それ以上は何も言わなかった
翌朝
東京から和歌山までは遠いので、私は早々に家を出る
にゃぽん
日帝
日帝
日本
日本
にゃぽん
にゃぽんは朝から漫画を読むことが多く、時間を忘れがちだ
日帝
にゃぽん
ぷくー、と頬を膨らませるにゃぽん
尻尾が不機嫌そうに揺れている
日本
日帝
にゃぽん
日本
日帝
日本・にゃぽん
朝早くに家を出て、私は新幹線に乗っている
日帝
今は早朝の6時台で、乗り合わせている人間は少なかった
日帝
電車ではないが、どうしても思い出してしまう
ただ、行けたら行けたでイタ王に帽子を返せるから、ある意味ではいいことのような気もする
日帝
私は関西方面の基地にいたとはいえ、随分遠い地に友人を持ったものだ
日帝
新幹線で早めに来れたとはいえ、片道4時間だ
とっくに10時を過ぎていて、改めて距離を感じた
日帝
移動は全カットです
N郎
日帝
N郎
日帝
N郎
彼は、以前会った時よりもかなり見目が違っていた
一瞬、こうして人はいなくなるのか…と寂しいことを考えてしまった
N郎
N郎
日帝
記憶を頼りに山の入り口へ向かうと、3人の男女がいた
彼の息子とその嫁だ
どうやら、彼には孫もいたらしい
N郎息子
息子嫁
日帝
日帝
N郎息子
日帝
息子嫁
彼の孫であろう×子ちゃんは、母親である嫁さんの後ろに隠れている
私はしゃがみ込み、声をかけた
日帝
日帝
日帝
私は子供に怖がられやすいので、私にしては優しすぎるほどに優しく声をかけた
×子
どうしてだろう、嫌な予感がする
息子嫁
×子
×子ちゃんは目に涙を浮かべ始める
日帝
×子
N郎息子
息子嫁
思い切り泣かれた
私何もしてないのに
×子
×子
息子嫁
息子嫁
N郎息子
N郎息子
日帝
日帝
日帝
N郎息子
×子
息子嫁
息子嫁
嫁さんが必死に泣き止まそうとするも、×子ちゃんは一向に泣き止まない
もはや私が泣きそうだ
日帝
×子
日帝
N郎息子
日帝
即答されると流石にくるものがある
主に涙腺から
息子嫁
息子嫁
N郎息子
N郎息子
日帝
心に多大なるダメージを受けながらも、私たちは山に入った
N郎息子
日帝
日帝
N郎息子
日帝
耳を見せたら、少しくらいは仲良くなれたりしないだろうか
…いや、きっとN郎にからかわれて終わりだな
N郎息子
日帝
N郎息子
日帝
N郎息子
N郎息子
N郎息子
N郎息子
日帝
N郎息子
N郎息子
N郎息子
日帝
人の忠告は聞くものだ
念のため頭に入れておこう
N郎
日帝
帰ってきた私は、N郎に色々な話をした
×子ちゃんに泣かれたと言うと、彼は思い切り笑い始めたのだ
N郎
N郎
N郎
N郎
顔を赤くしながら大笑いする彼は、若い時から何一つ変わっていない
N郎
日帝
日帝
N郎
日帝
N郎
N郎
N郎
日帝
N郎
日帝
私の姿以外、本当に心当たりがないのだ
×子ちゃんは家の中でも私を避け、姿を視認された瞬間いなくなってしまう
N郎
N郎
日帝
子供と仲良くなる方法を考えながら、私はN郎の家に泊めてもらった