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おはよう

太陽くん

(はぁ、何度目だろうか
返事のない挨拶をするのも)

(この整った顔には笑顔が似合うけど)

(僕のせいで開かないこの目は)

(表情をたたえてはくれない..)

今日もお見舞いにきたよ

早く目を覚ましてね

(僕が密かに思いを寄せた彼がこうなったのは僕のせいだ)

律の回想

(あのとき僕は思いを寄せた彼に誘われて舞い上がっていた)

(だから死角から来る車にも気づかなかった。)

太陽

危ないっ

(太陽くんは飛び出した)

(僕をかばうために)

(そのまま車にぶつかって太陽くんは倒れた)

(僕は動揺してなにもできなかった)

(それは運転手さんも一緒で)

(近所の方が通りすぎなかったら)

(太陽くんの命はなかったかもしれない)

ごめんね太陽くん

(その名の通り太陽みたいな笑顔の君は)

(どんくさい僕と違ってクラスの中心にいた)

(でも君は僕に笑いかけてくれた)

(本当にごめん)

(人を幸せにできる笑顔を僕はうばった)

(だからもう多くは望まない)

(たとえその目が僕をうつさなくても)

(たとえ目覚めたときに僕を忘れていてもかまわない)

(僕はもう一度君の笑顔をみたい)

(それが自分に対してではなくても)

(僕は君を思い続ける)

(だから)

その目を開けて

笑顔を見せて?

♯late

ご観覧ありがとうございました

笑顔を見せて?(バットエンド)

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太陽くん!律くんが待ってるよ!

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