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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

千凪

いや〜それにしても入隊したばかりなのに
継子になってるって凄いなあ〜!

少し気分転換に2人で散歩に来た。

そして千凪は玄弥が鬼殺隊最強と謳われる 悲鳴嶼の継子になっている事を 羨ましがっていた。

玄弥

でも悲鳴嶼さんは俺を
継子にするつもりは
無かったんだよ・・・

千凪

え!?そうなのか!?

千凪

そうなれば
どういう風の吹き回しなんだ?

突発的に聞いた。

玄弥

あー・・・
俺、呼吸が使えなくてな・・・

玄弥

鬼喰いしてんだ・・・

千凪

!?

そう、玄弥は特異体質で 鬼を食べる事で 一時的な鬼化を可能にしている。

玄弥

気持ち悪いだろ・・・
鬼を喰うなんて・・・

玄弥は自分でも鬼を喰らう事は とても嫌な事であった。

だが玄弥は呼吸を使えないため、 これしか方法が無かった。

玄弥

(何なんだよ・・・
何でこいつにこんな事を言うと
こんなにも苦しいんだよ・・・)

玄弥

(別に他の奴には言っても大丈夫なのに・・・)

玄弥は千凪に鬼喰いをしていることを 伝えると心臓らへんが 痛くなった。

だが千凪はこう言った。

千凪

ううん!凄い!

玄弥

・・・え?

千凪の口から出た言葉。 それは「凄い」という言葉だった。

千凪

私は鬼喰いなんて出来ないし、
人に持ってない能力を持ってるって
凄いと思う!

玄弥

・・・っ!

玄弥は思わず泣きそうになった。

これまで鬼喰いを

鬼喰いをしている自分を

認めてくれた人がいなかったから。

凄いと言ってくれる人がいなかったから。

千凪

玄弥の戦い方を馬鹿にする人は
酷いよ!

千凪

みんなそれぞれの戦い方で
鬼を滅しているんだから!

千凪

自分にあってる戦い方をしていて良いよ!

玄弥

・・・ありがとよ・・・

千凪

!?
玄弥どうしたの?!

千凪

どっか痛い!?💦

玄弥

い、いや・・・
大丈夫だ・・・

玄弥の眼からは我慢しきれず 大粒の涙が溢れていた。

だが千凪は玄弥の泣いている意味が 分からなかった。

数時間後

千凪

お互い泣いちゃったな〜!笑

玄弥

・・・うるせえ・・・///

玄弥

て言うか何でお前も泣いてたんだよ・・・

千凪

いや〜何か・・・笑
感情移入?しちゃって・・・

玄弥

ったく・・・

あれから数分で玄弥は泣き止んでいたが、 千凪がつられて泣いていたため 夜になってしまった。

玄弥

てかお前、泣き過ぎて目元
真っ赤じゃねえか・・・

千凪

それは玄弥もだからな!

玄弥

そうだけどよ・・・

お互い泣き過ぎたせいで目元は 真っ赤であった。

千凪

でも久々に泣いた気がするよ!

玄弥

そうだな・・・
俺も久々に泣いたな

千凪

そうなのか?

玄弥

ああ、なんか久々だった様な
気がした・・・

千凪

そうか・・・

玄弥

あ、そうだ、
お前に少し聞きたいことが
あるんだけど・・・

千凪

ん?何だ?

玄弥

この・・・何かさ、
ここら辺が、ギュッとなって・・・

玄弥がそう話し始めた時。

鎹鴉

カアアアアアアアアアアアアア!!!!!
指令!!!指令!!!

千凪

うっさい!!!

千凪の鎹鴉が指令を伝えに来た。

千凪

今玄弥の話を・・・

鎹鴉

任務ダ!!!任務ダ!!!
次ノ任務ハ!!!
西南西!!!西南西!!!

鎹鴉

千凪!!!玄弥!!!
共ニ迎エ!!!

千凪

話しを聞けよ!💦

玄弥

ま、まあまあ・・・💦
俺は後でで良いよ

千凪

ごめんな・・・💦

千凪

じゃあ行くか!

玄弥

ああ!

そう言って2人は肩を並べて 西南西へと走って行った。

内に秘めている想い

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