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鶴蝶
それじゃあ話して貰おうか
海
はい、
鶴蝶
と、その前に雨、首領のところ行っておいで
雨
？
雨
はーい
マイキー
……雨
雨
マイキーさん！
マイキー
ﾆｺｯ
マイキー
それじゃああとは任せたぞ鶴蝶
鶴蝶
はい
朔
……
マイキー
ｶﾞﾁｬﾝ
マイキーたちが出ていく
朔
では、話しますね
海
……
鶴蝶
(雨が居なくなったらやたらて暗いな…)
朔
まずは、俺たちが誘拐犯に捕まる前です
朔
俺たちは母さんは見た目で判断するような人だった
海
私は高身長で運動が得意
朔
俺は低身長で料理や勉強、裁縫が得意だった
海
私は女扱いさせてもらえなかった
朔
俺も男扱いされなかった
海
私にはいつも外出は許され
海
それに対して
朔
俺はいつも女に紛れ人形遊び
そんな毎日
母
ねぇ海？サッカー習わない？
海
っ、女子バレー行きたい、美咲ちゃんとか習ってr
母
はぁ？
母
海は男なんだから！女子バレーなんて無理でしょ！
朔
っ、母さん！やめて！
母
あら、朔ちゃん？なに？
朔
っ、行かしてやれよ
母
(╬´^ω^)はぁ？
母
( '-' )ノ)`-' )ﾎﾞｹ
朔
(*´’Д’):;*:;ｶﾊｯ
海
朔！
朔
ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ(´Д｀).∴ｶﾊｯ
海
朔！血が！
母
( '-' )＝⊃)))`-' )
朔
海！
海
_:( _ ́ཫ`):_
これが7歳の記憶
朔
俺たちはそれが嫌で家出した
海
双子だから痛みを分け合いたくて我慢したことが結果になった
朔
そんな事から逃げるかのように俺たちは
年少に入るために人を刺した
海
刺した人は
朔
母だった
海
家出しても警察に戻されたから
朔
刺した
朔
初めに俺が刺した
海
私も刺した
一緒に
海
そして、ある日夏祭りがあった
朔
年少でも外出は許された
海
私たちは施設のたまに出るお小遣いを使って色んな屋台を回った
朔
だけどその日、帰り道に攫われた
朔
まさか思わないよな
海
誘拐されていたのが、10年前なんて
朔
相手も相手だよな
海
24歳なんて
海
得しないわよ
鶴蝶
え？
朔
？
鶴蝶
歳は？
朔
24歳
鶴蝶
マジかよww
鶴蝶
雨より年上じゃねぇか
朔
え？雨さんより？
海
え！雨より？
鶴蝶
いや、雨が小柄すぎるだけで普通は気づかないよな
朔
雨さん……でもやっぱり雨さんはすごい人なんで
海
尊敬する人には変わらない
鶴蝶
なんならあいつの本当の歳なんてわかんねーぜ？
朔
え？
鶴蝶
あいつ生まれてからずっと監禁されてたから、言われた歳しかしらねーんだ
朔
そっか雨さんが……
海
……
海
あの、1ついいですか？
鶴蝶
なんだ
朔
ここが反社なことは知っています！
海
だからっ！
朔
雨さんをっ！
海
守る部下にしてくださいっ！
鶴蝶
……いいだろう
鶴蝶
ただし、雨に何かあったら許さないからな
海
はい
朔
はい
マイキー
ｶﾞﾁｬ ||.c( ﾟωﾟ`|
鶴蝶
首領、！
マイキー
雨について俺たちは何も知らない
マイキー
だけど、雨には笑っていてほしい
マイキー
だから、話は聞いた、雨を任せた……
鶴蝶
…
海
はい
朔
はい
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