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淡い夢を見ていた

気がついたら名前も場所も知らない場所に

1人ポツンとたっていた

そこは、辺り一面花が咲いた

野原が広がっていた

でもここにいてはいけないような

そんな気がした

なんでかはわからないけど…

ここがどこなのか必死に考えた

でも考えれば考えるほど

あることに気づいた

…私の名前って…

なに…?

思い出せない

なんで…っなんで…っ

???

はな

私を呼ぶ柔らかく包むような声

私は思わず振り向いた

私の視界に1人の男の人が映った

誰なのかはすぐにわかった

お兄ちゃん!?

死んだはずの大好きな人が目の前にいる

私は嬉しすぎて何も考えられなかった

???

ね、こっちにきて?

???

毎日暇なんだよ

相変わらず暇なのは変わらないのね…

行きたくてもいけないの…

足が動かない

いくな!いくんじゃない!

そう、頭上から大きな声が聞こえた

何故かこの声を聴くと涙が溢れてくる

自分でもよくわからない感情が私の心を染めていく

何がなんだか、理解もできない

そんな中、私は言葉を発した

行ったらダメな気がするの

だからそっちには行けない

涙を流しながらそう言った

すると、お兄ちゃんは微笑んで

次第に私の視界に入らなくなった

戻っておいで、はな

愛してるから

意識が朦朧とする中

ピッ…ピッ…と機械音が聞こえた

 

はな

彼に名前を呼ばれると視界がはっきりした

その視界に映る1人の"男の人"

彼は泣きながらこう言った

 

おはよう

その声が、ひどく優しく響いた

この作品はいかがでしたか?

307

コメント

11

ユーザー

しおんちゃん参加ありがとう😍 切なさの中に温かさがあって、とっても素敵✨

ユーザー

最後の男の人は誰だったんだろ…もうなんかめっちゃ感動した😭((語彙力 何回も見直してしまった…(っ'-')╮ =͟͟͞͞♥ブォン

ユーザー

おはようって言ったのは誰なのか...🤔 どうしてもそれが気になってしまって笑 タップする事に読みたくなりました!!

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