淡い夢を見ていた
気がついたら名前も場所も知らない場所に
1人ポツンとたっていた
そこは、辺り一面花が咲いた
野原が広がっていた
でもここにいてはいけないような
そんな気がした
なんでかはわからないけど…
ここがどこなのか必死に考えた
でも考えれば考えるほど
あることに気づいた
私
なに…?
思い出せない
なんで…っなんで…っ
???
私を呼ぶ柔らかく包むような声
私は思わず振り向いた
私の視界に1人の男の人が映った
誰なのかはすぐにわかった
私
死んだはずの大好きな人が目の前にいる
私は嬉しすぎて何も考えられなかった
???
???
私
私
私
いくな!いくんじゃない!
そう、頭上から大きな声が聞こえた
何故かこの声を聴くと涙が溢れてくる
自分でもよくわからない感情が私の心を染めていく
何がなんだか、理解もできない
そんな中、私は言葉を発した
私
私
涙を流しながらそう言った
すると、お兄ちゃんは微笑んで
次第に私の視界に入らなくなった
戻っておいで、はな
愛してるから
意識が朦朧とする中
ピッ…ピッ…と機械音が聞こえた
彼に名前を呼ばれると視界がはっきりした
その視界に映る1人の"男の人"
彼は泣きながらこう言った
その声が、ひどく優しく響いた
コメント
11件
しおんちゃん参加ありがとう😍 切なさの中に温かさがあって、とっても素敵✨
最後の男の人は誰だったんだろ…もうなんかめっちゃ感動した😭((語彙力 何回も見直してしまった…(っ'-')╮ =͟͟͞͞♥ブォン
おはようって言ったのは誰なのか...🤔 どうしてもそれが気になってしまって笑 タップする事に読みたくなりました!!